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2023年2月13日法定点検の報告書作成SaaS「点検エキスパート」を展開する「WAVE1」が「ショーケース」と資本業務提携

2023年2月10日、株式会社WAVE1は、株式会社ショーケースと資本業務提携し、防災DXを推進するバーティカルSaaSを共同開発することを発表しました。
WAVE1は、マンションやオフィスビルなどの法定点検の報告書作成SaaS「点検エキスパート」や、消防設備・ビルメンテナンスの人材マッチングサービス「ビルメ」を展開しています。
今回の提携により、防火管理分野において、消防設備点検報告書をデジタル化・データベース化するクラウドシステムを構築し、データ分析によって火災リスクの判定や設備の不具合発生予測、改修時の費用予測などを実現する防火管理AI診断システムを開発します。
ショーケースは、「おもてなしSuite」「ProTech」「Navicast」などの企業と顧客をつなぐDXクラウドサービスを提供しています。
また、さまざまな業界の企業と協業し、各業界のDXを推進する開発支援やバーティカルSaaSの共同開発・運用事業を展開しています。
マンションやビルなどの建物には、消防法や建築基準法により特定周期の点検が義務づけられています。これを法令点検といいます。
法令点検にはさまざまな種類があり、点検の頻度は半年に1度、1年に1度、3年に1度などとバラバラであり、適切に点検が実施されていない場合は罰金・拘留といった罰則があります。
建物の管理者は、法令点検の適切な実施と管理が必要となっていますが、管理する建物が増えるにつれ、業務に大きな負担が生じます。
また、点検業者への依頼や、やり取りは電話やメール、エクセルなどのアナログな手段であることがほとんどです。さらに業者ごとにその方法も違うため、エリアにまたがって複数の建物を管理し複数の業者に依頼する場合はかなりの負担であり、効率化のニーズが高い領域となっています。
WAVE1は、消防設備の点検報告書作成クラウドサービス「点検エキスパート」と、消防設備・ビルメンテナンスにおける人材マッチングサービス「ビルメ」により、点検報告の効率化や業者とのやり取りの効率化を実現しています。
また、近年はビルの老朽化や、雑居ビルの防火対策の難しさなどにより、大規模な火災による被害が目立ちます。WAVE1の防火管理AI診断システムの実現が待ち望まれます。
非効率的な業務はどのような業界にも存在します。こうした業務を効率化することで、大きく経営が改善することもあるため、サービスやシステムの利用・導入は非常に重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期のサービスの導入について詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | SaaS データ マッチング 作成 株式会社 点検 資本業務提携 防災 |
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