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飲食店情報サイトを運営する「ぐるなび」が「オプティム」と資本業務提携

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2022年12月21日、株式会社ぐるなびは、株式会社オプティムと、資本業務提携契約を締結することを発表しました。

ぐるなびは、飲食店情報サイト「ぐるなび」の運営や、予約・顧客管理、接客(メニュー注文・会計など)、仕入れなどの業務を支援するデジタルツールの開発・提供を行っています。

オプティムは、AI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」を活用し、さまざまな業界においてAI・IoTの活用を推進しています。

今回の提携により、飲食店DXに関するサービスの開発、「ぐるなびPROプラットフォーム」の改善などに取り組みます。

「ぐるなびPROプラットフォーム」は、ぐるなびが飲食店に提供する各種サービスの基盤で、ぐるなびと飲食店をつなぐ情報プラットフォームです。

飲食店・飲食業は人手に頼る割合が高い労働集約型産業であり、国内の労働人口の減少に伴う人手不足の影響を大きく受けている業界のひとつです。

この人手不足に対応するため、飲食業ではデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)による省人化・自動化のニーズが高まっています。

飲食店におけるデジタル化では、従来電話で受け付けていた予約のネットへの転換、データを活用した需要予測と在庫・仕入れの最適化、AIを活用したシフト調整の自動化などが進んでいます。

さらにコロナ禍においては、非接触でのサービス提供を実現するため、モバイルオーダーなどの導入が進められ、ここ数年で一気にデジタル化が進んだ印象があります。

一方で、飲食店はスモールビジネスが多く、提供される数多のデジタルツールを比較・検討したり、その導入効果を測定したりといったことが難しいというのも現状としてあります。

こうした中、ぐるなびは今回のオプティムとの連携により、ぐるなびが提供する飲食店向けモバイルオーダーや予約システムと、オプティムが提供するAI・IoTプラットフォームを組み合わせ、飲食店経営の高度化や業務効率化など飲食店DXを推進する各種サービスを提供していくことを目指しています。

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カテゴリ 有望企業
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