注目のスタートアップ

顧客満足度向上プラットフォーム「ファンくる」を運営する「ROI」がMEBO実施

company

2022年12月13日、株式会社ROIは、MEBO(Management Employee Buy Out)を実施し、株式会社刈田・アンド・カンパニーが無限責任組合員として運営する「刈田・ROI投資事業有限責任組合」から、ROI経営陣・従業員とWMパートナーズ株式会社を無限責任組合員とする「WMグロース5号投資事業有限責任組合」が全株式を取得したことを発表しました。

ROIは、モニターポータルサイト「ファンくる」、顧客満足度調査サービス「ファンくるクラウドCS」、インターネットリサーチ事業、集客/マーケティング支援事業、従業員満足度調査(ES調査)事業などを展開しています。

今回のMEBOは、サービス業をデータと分析によって支えるSaaS企業として、さらなる事業成長と拡大を目的としています。

今後、WMパートナーズから資本・業務上の支援を得ながら成長を目指していきます。

サービス業においてサービスの品質を改善するためには、顧客の声を聞くことも重要です。しかし一般的に実施されているアンケートなどでは、顧客の声というのはそう多く収集することができません。たとえばアンケートでは顧客全体の1%の意見しか収集できないといわれています。

そのため、サービス業では顧客目線の意見を収集する方法として覆面調査という調査が利用されています。

覆面調査とは専門の調査員が実際の顧客として来店し、飲食などを行い、サービスの品質などを報告する調査です。

一般的な覆面調査サービスでは、厳しい審査に合格した専門の調査員が、明確な判断基準を持って客観的で精度の高い調査を行います。

ROIが展開する「ファンくるクラウドCS」は、主に飲食店を対象とした、一般消費者による覆面調査サービスです。

一般消費者が自ら応募して店舗を調査することを特徴としており、他の覆面調査サービスよりもレポート費用が安価であること、より多くのレポートを収集できること、画像による品質チェックができることなどを特徴としています。

事業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ プラットフォーム モニター 向上 株式会社 顧客満足度
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

フェロトーシスを標的とした抗がん剤を開発する「FerroptoCure」が資金調達
2023年6月5日、株式会社FerroptoCureは、資金調達を実施したことを発表しました。 FerroptoCureは、慶應義塾大学 遺伝子制御研究部門にて開発した研究成果をもとに、東大IPC主催…
ロボット・AIに関する教育事業や食品工場向けロボット事業などを展開する「アールティ」が資金調達
2022年9月30日、株式会社アールティは、資金調達を実施したことを発表しました。 ロボット・AIに関する教育事業や、食品工場向けロボット事業、ロボット・AIの自社開発、受託開発事業などを展開していま…
AI与信審査技術などを手がける「H.I.F.」が「ハイブリッドテクノロジー」と資本業務提携
2023年8月31日、H.I.F.株式会社は、株式会社ハイブリッドテクノロジーズと資本業務提携を行うことに合意したことを発表しました。 H.I.F.は、AI与信審査技術の開発・提供や、法人版後払い(保…
ストレス可視化サービス「マインドスケール」提供の「Yume Cloud Japan」が資金調達
2022年7月7日、株式会社Yume Cloud Japanは、資金調達を実施したことを発表しました。 ストレス可視化サービス「マインドスケール」を開発・提供しています。 問診形式により得られる自覚デ…
Web3領域でセキュリティプロダクトを展開する「KEKKAI」が2.3億円調達
2024年1月23日、株式会社KEKKAIは、総額約2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、新製品のWeb3セキュリティ標準搭載ブラウザアプリ「KEKKAI Mobile」を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集