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2022年12月7日完全審査制フリーランスプラットフォーム「Sollective」を運営する「ソレクティブ」が3.1億円調達
2022年12月7日、株式会社ソレクティブは、総額約3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ソレクティブは、完全審査制フリーランスプラットフォーム「Sollective(ソレクティブ)」や、フリーランスのためのバックオフィスツール「契ラク by Sollective」を提供しています。
「Sollective」は、フリーランス・企業ともに完全審査制のフリーランスマッチングプラットフォームです。企業は即戦力となる質の高い人材を、フリーランスは良質な案件を見つけられることを特徴としています。
「契ラク by Sollective」は、フリーランス・副業ワーカーに特化したワンストップ型電子契約サービスです。
「Sollective」に登録しているすべてのフリーランス・副業ワーカーは無料で利用できます。
今後、マッチングから始まるすべてのフリーランスの庶務業務を一元管理できるプラットフォームの構築、組織体制の強化などに充当します。
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人びとの柔軟な働き方を実現するため、政府・企業はさまざまな取り組みを進めています。
たとえば、政府による2018年1月の「モデル就業規則」の改訂により、「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定が削除され、さらに副業・兼業に関する規定が新設されたことで副業・兼業が解禁されました。
副業・兼業と共に新たな働き方として増加しているのがフリーランスです。
フリーランスは独立した事業者として企業と業務委託契約などを結び、仕事を請け負う働き方です。
中小企業庁が公開している、2019年版「小規模企業白書」によると、2017年12月時点で、国内のフリーランス人口は約440万人と推計されています。
近年は、ITエンジニア以外にも、士業・コンサルタントなど、専門的な知識を持つ高度な人材もフリーランスとして働くことが増えています。
慢性的な人手不足にあるなか、スタートアップや中小企業では、こうした高度なスキルを持った人材を上手く活用し、企業の成長につなげていくことが重要です。
人材マッチングサービスはこうした企業とフリーランスなどの人材をつなぐプラットフォームとして、さらなる成長が期待されています。
株式会社ソレクティブのコメント
このニュースを受けまして、株式会社ソレクティブ 創業者・CEO 岩井 エリカ氏よりコメントが届きました。
・今回の資金調達の目的は何ですか?
マッチングから始まり、フリーランスのバックオフィスを一元管理できるプラットフォームの構築、フリーランスの社会的地位向上、企業のフリーランスを取り入れた世界基準の組織作りを推進し、より活躍できる未来の確立が目的です。この達成に向けて、組織強化を図っており、12/14に採用イベントも実施予定です。
・今後の展望を教えてください。
今後、会社という箱は残りますし、正社員の方々も継続して必要ですが、 事業成長にはフリーランスを取り入れたスピーディーな組織づくりが必須です。全ての仕事を内製化する時代は終わりつつあります。これからの時代は社内・社外がうまく協業することで多様化するビジネス課題を乗り越えることができると確信しています。 それを可能にするフリーランスエコシステムをSollectiveは構築していきます。
・読者へのメッセージをお願いします。
今、スタートアップの資金調達環境は厳しい状況にありますが、政府による支援も予定されており、追い風も吹きつつあるので、一緒に盛り上げていけるよう、頑張っていきましょう!
創業期はさまざまなリソースが不足しているため、戦略的に外部の人材を活用することが成長の秘訣です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。
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