注目のスタートアップ

ショートドラマクリエイター集団「ごっこ倶楽部」を運営する「GOKKO」が2億円調達

company

2022年11月9日、株式会社GOKKOは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

GOKKOは、ショートドラマクリエイター集団「ごっこ倶楽部」を運営しています。

“日常で忘れがちな小さな愛”をテーマとした縦型ショートドラマを制作し、SNS「TikTok」で配信しています。

脚本、撮影、編集、投稿、マーケティングまでをワンチームで行う制作スタイルを特徴としています。

今回の資金は、コンテンツクオリティ向上のための制作環境の整備、チーム拡大、強化のための人材採用、国外へのコンテンツ発信の強化などに充当します。

縦型ショート動画を軸としたSNSであるTikTokは、世界的に人気となっており、2021年9月にはアクティブユーザー数が10億人を突破したことを発表しています。

TikTokにおいてもっともユーザー数の多い年齢層は18歳~24歳の世代で、2022年4月時点では43.3%を占めています。

TikTokは、最長でも60秒の動画(一部ユーザーは3分)しか投稿できず、動画を見終えるとすぐにつぎの動画が再生されるという特徴を持っています。また、ユーザーが見た・スキップした動画を解析して再生する動画のレコメンドを行っています。

縦型ショート動画が流行しているのは、移動・休憩・作業など何かをしながら視聴することに向いており、さらに縦型であるためスマホの持ち替えがなくそのまま見れることが要因であると考えられています。

TikTokの成功により、YouTubeやFacebookも縦型ショート動画を実装しており、新たな時代の動画の形として定着してきています。

また動画以外にもスマートフォンに最適化されたコンテンツとして、韓国発のデジタルコミックであるWEBTOONも世界的に流行しています。

こうしたスマートフォンに最適化されたエンターテインメントコンテンツは今後も市場が拡大していくと予測されています。

縦型ショートドラマはこうしたスマートフォン時代の新たなコンテンツであり、今後どのように市場が開拓されていくのか注目が必要です。

動画はテキストや静止画よりも圧倒的な情報量を誇ります。視聴した者に短時間で多くの情報を与えられるため、Webマーケティングにおいても積極的に利用されるようになりました。累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ GOKKO TikTok クリエイター ごっこ倶楽部 ショート ドラマ 制作 動画 映像 株式会社 短尺 縦型ショート動画 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「創業手帳」によるオンライン・セミナー「クラウドファンディングゲーム ~スタートアップの資金調達体験ゲーム~」が開催 11/25
創業手帳株式会社は「クラウドファンディングゲーム ~スタートアップの資金調達体験ゲーム~」を2020年11月25日(水)に開催することを発表しました。 「クラウドファンディングゲーム ~スタートアップ…
歯科特化の事務代行サービスを提供する「SABU」が1億円調達
2022年11月4日、株式会社SABUは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SABUは、歯科専門クラウドバックオフィス(オンライン事務代行)サービス「SABU」を提供しています。 歯…
エンタメテック分野に特化した事業を展開する「IMAGICA EEX」と「地球科学可視化技術研究所」が業務提携
2023年5月30日、株式会社IMAGICA GROUPは、グループ会社の株式会社IMAGICA EEXと、地球科学可視化技術研究所株式会社が業務提携したことを発表しました。 IMAGICA EEXは…
「コムニコ」がTwitter特化型のインフルエンサーキャスティングサービス「ツイビト」を提供開始
2022年7月25日、株式会社コムニコは、新サービス「ツイビト」の提供を開始することを発表しました。 「ツイビト」は、Twitterに特化したインフルエンサーキャスティングサービスです。 訴求したい商…
太陽光発電所の性能再生事業などを手がける「ヒラソル・エナジー」が資金調達
2024年3月22日、ヒラソル・エナジー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ヒラソル・エナジーは、将来の太陽光発電所の運営にはデジタル化による管理の効率化・コスト削減が必要だと考え、発…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集