注目のスタートアップ

中小企業・スタートアップ向けにバックオフィス業務のデジタル化支援事業などを展開する「Wewill」が1億円調達

company

2022年10月14日、株式会社Wewillは、総額1億200万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Wewillは、バックオフィスリモートサービス(経理・労務)や、SaaS導入支援事業、業務変革コンサルティング事業を展開しています。

さらに、これまでのバックオフィス支援によって得られた知見を活用したクラウドサービス「SYNUPS」を開発しています。

「SYNUPS」は、経理などの事務作業の手順やノウハウを可視化する基幹システムです。

今回の資金は、「SYNUPS」の開発に充当します。

バックオフィス業務は会社を運営していくために必要不可欠な業務です。

一方で創業期はリソースが足りず、経営者(起業家)本人がバックオフィス業務を担うケースがほとんどです。

しかし経営者がバックオフィス業務を担当してしまうと、本来リソースを割くべきコア業務がおろそかになってしまう可能性があります。これにより、成長が遅くなってしまったり、機会が失われるといった問題が生じています。

また、創業期はバックオフィス体制を構築することはコスト的に難しいため、構築が後回しになっているケースが多々あります。しかし成長段階になってもバックオフィス体制が構築できていない場合、請求・契約・人事労務の手続きなど、さまざまな段階でトラブルが発生してしまいます。

そのため創業期からバックオフィス体制を構築することを意識する必要があります。

近年はこうした課題を解決するため、スタートアップや中小企業向けにバックオフィス体制構築を支援するサービスや、丸ごと委託できるアウトソーシングサービスなども増えてきています。

創業期から経営の土台となるバックオフィス体制を構築することで結果的に業務が円滑になり、より多くの利益を上げられることになります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ HR SaaS SYNUPS Wewill スタートアップ デジタル化 バックオフィス 中小企業 人事 労務 株式会社 業務 経理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

訪問看護事業を展開する「ウィルホールディングス」が10億円調達
2024年9月4日、ウィルホールディングス株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウィルホールディングスは、24時間365日すべての人を対象とした訪問看護サービスを提供して…
乳幼児向けD2Cライフスタイルブランド「the kindest」を展開する「MiL」が5.5億円調達
2023年1月13日、株式会社MiLは、総額5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MiLは、D2Cライフスタイルブランド「the kindest(カインデスト)」を展開しています…
ラグジュアリーな美容製品を展開する「Kyogoku」が5,000万円調達
2021年12月17日、株式会社Kyogokuは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Kyogokuは、世界的なヘアコンテストであるInternational Visionary …
ベンチャー企業向け採用代行「まるごと人事」などを提供する「マルゴト」が2.6億円調達
2024年3月26日、マルゴト株式会社は、融資と社債により総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マルゴトは、ベンチャー企業向け採用代行「まるごと人事」などのオンライン業務代行…
AIによる不正ユーザー検知システム「Stena」提供の「ChillStack」が3,000万円調達
2020年3月31日、株式会社ChillStackは、約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、AI特化型インキュベーターの、株式会社ディープコアです。 AI技術を用いた不正…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集