創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月14日ブロックチェーンなどを活用した推し活プラットフォームなどを開発する「oshimo」が4,000万円調達

2022年10月12日、oshimo株式会社は、4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
oshimoは、ブロックチェーンやNFTなどWeb3のテクノロジーを用いた推し活プラットフォームや、NFTアイドルプロジェクトを開発しています。
今回の資金は、サービス開発、組織強化に充当します。
—
Web3とは、暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として知られるブロックチェーンを実装した次世代のインターネットのことです。
ブロックチェーンは、P2P通信、非中央集権型、高い改竄耐性などの特徴を有しています。この技術をインターネットの基盤として実装することで、これらの特徴を備えたインターネットを実現できます。
これにより、特定の企業が個人情報を独占してしまうといったプライバシーの問題、企業の一存でユーザーの権利がコントロールされてしまうといった権利の問題など、既存のインターネットの課題を克服できます。
また、Web3の世界では、従来型の強い権限をもった管理者が管理する中央集権型の組織ではなく、メンバー全員が平等な立場で運営される透明性の高い組織であるDAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自律組織)が注目されています。
DAO内における取引はすべてブロックチェーンに記録され、誰もがそれを閲覧できるため、組織がどのように運営されているのか可視化されるという特徴があります。
また、DAOでは独自トークンが発行され、そのトークンを保有する者は組織の意思決定における投票や運営への提案などを行うことができます。
この仕組みを応用することで、コミュニティに有益な情報・記事を提供した者にトークンという形でインセンティブが与えられたり、メンバーによる共創でひとつのプロジェクトを作り上げたりといった、ある特定の価値観を持った人が集まりやすい自律的なコミュニティを構築することが可能となります。
oshimoは、このブロックチェーンを活用することで、推し(クリエイターなど)とファンの関係性やコミュニティの課題解決、新たな体験の創出を目指しています。
ブロックチェーンやAIなどの最新技術を活用したプロダクトの開発は時代をリードすることができます。しかしこれらの技術は専門知識を必要とするため、優秀な人材を獲得する必要があります。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | NFT Web3 プラットフォーム ブロックチェーン 推し活 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年3月10日、株式会社BizDBは、総額3600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、弁護士・会計士・司法書士・社労士を含む27名の士業です。 BizDBは、ストックオプショ…
2023年1月4日、株式会社ハイブリッドテクノロジーズは、支援プロジェクト「Hybrid Technologies Capital」の第9弾支援先として、株式会社プレカルを選定したことを発表しました。…
2019年10月24日、デイブレイク株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 規格外などの理由で廃棄されていた果物を、特殊な冷凍技術により新食感のフローズン・フルーツにし、オフィスや家庭に届…
2022年12月20日、本気ファクトリー株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、新サービス「だれでも新規事業つくれるカレッジ」をリリースしたことも併せて発表しました。 …
2022年12月21日、株式会社ぐるなびは、株式会社オプティムと、資本業務提携契約を締結することを発表しました。 ぐるなびは、飲食店情報サイト「ぐるなび」の運営や、予約・顧客管理、接客(メニュー注文・…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

