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2022年10月6日Webエンジニア養成プログラミングスクール「RUNTEQ」を展開する「スタートアップテクノロジー」が2億円調達

2022年10月5日、株式会社スタートアップテクノロジーは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。
スタートアップテクノロジーは、Webエンジニア養成プログラミングスクール「RUNTEQ(ランテック)」を運営しています。
一般的なWebエンジニアを目指す人のための「Webマスターコース」、リスキリングなどを目標とした「ミドル・シニア向けコース」の2つを展開しています。
今回の資金は、法人向けの研修サービス「RUNTEQ Business」の新設などに充当します。
「RUNTEQ Business」は、社内でプロダクト開発やメンテナンスを行う企業向けの研修サービスです。
新卒未経験から、初学者、リスキリングを行いたいエンジニアなど、幅広い人材を対象とした研修サービスです。
プログラミングスクール運営の知見を活かした、実践的な内容を特徴としています。
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経済産業省は、もし2025年までに国内企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が成功しなければ最大12兆円/年の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。これを2025年の崖といいます。
DXとは、デジタル技術やデータの活用により企業活動を根本から変革し、競争優位性を確立する取り組みのことです。
海外企業のDXが大きく進んでいる一方で、国内企業のDXが進んでいないといわれており、相対的な競争力の低下が懸念されています。
国内でのDX推進に伴い、これまでにないほどITエンジニアの需要が高まっています。
一方で、経済産業省の「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT人材等育成支援のための調査分析事業)」によると、2018年時点ですでに22万人のIT人材が不足しており、2030年には最大で約79万人が不足すると予測されています。
このITエンジニア不足の状況を解消するには、海外人材の活用や人材育成などの方法が考えられます。
こうした背景から、近年プログラミングスクールが増加しています。
スタートアップテクノロジーは、エンジニア不足により注目が集まる40~50代のベテランエンジニアに向け、リスキリングの機会を提供するなど、近年の時流に合わせたサービスを提供しています。
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