注目のスタートアップ

NFT導入パッケージ「Spize+」を展開する「テコテック」が地図データ・位置情報ソリューションを展開する「ジオテクノロジーズ」と資本業務提携

company

2022年9月12日、株式会社テコテックは、ジオテクノロジーズ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

テコテックは、ブロックチェーン事業や、NFT特化型SaaS「Spize」、NFT導入パッケージ「Spize」など、Web3領域の事業を展開しています。

ジオテクノロジーズは、カーナビや法人向け地図データ・位置情報ソリューションや、「トリマ」「MapFan」ブランドによる個人・法人向け地図サービスを提供しています。

今回の提携により、テコテックのブロックチェーン関連の技術力と、地図システム・属性情報データをかけ合わせ、新たなNFTサービス・ソリューションを提供します。

具体的には、「Spize」シリーズの追加機能として地図システムを追加し、新たなソリューションの提供を実施します。

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用することで、改竄されていないことや個人が所有していることを証明する証明書のようなデータが記録されたデジタルデータのことです。

ブロックチェーンは取引を適切に記録しておくための分散型のデータベース技術です。

ブロックチェーンでは、あるデータが生まれてから誰かの手にわたるまでのすべての取引を追跡することが可能であり、これを活用することでNFTはデジタルデータの真正性を担保できます。

NFTによってデジタルコンテンツの健全な流通を実現できるため、将来的に多くのデジタルコンテンツはNFT化されると考えられています。

また、現在のインターネットは、特定の企業が個人情報を独占してしまうといったプライバシーの問題、企業の一存でユーザーの権利がコントロールされてしまうといった権利の問題などを抱えています。

ブロックチェーンはP2P通信、非中央集権型、高い改竄耐性などの特徴を有しています。インターネットの基盤として実装することで、これらの特徴を備えたインターネットを実現でき、既存のインターネットの課題を克服できると考えられています。

ブロックチェーンが基盤として実装された次世代のインターネットをWeb3といいます。

Web3では、コンテンツやクリエイター、その周辺に形成されるコミュニティなどが大きな影響力を持つことが想定されています。

インターネットの環境が大きく変化することになるため、企業ではWeb3を見据えた事業に取り組む動きが出てきています。

テコテックの「Spize」は、Web3領域、とくにNFT関連の事業・サービスに取り組む企業・個人を支援するソリューションです。

ブロックチェーンやAIなどの最新技術を活用したプロダクトの開発は、時代をリードできます。しかしこれらの技術は専門知識を必要とするため、優秀な人材を獲得する必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ NFT Spize Web3 ジオテクノロジーズ ソリューション データ テコテック パッケージ ブロックチェーン 位置情報 地図 導入 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「リノベる」と「中央電力」が業務提携 リノベ―ションサービスとAI不動産査定の提供を開始
2021年11月19日、リノベる株式会社は、中央電力株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 リノベるは、中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を提供して…
自動交渉AIを活用したドローン運航管理システム(UTM)を開発する「Intent Exchange」が資金調達
2023年8月23日、Intent Exchange株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Intent Exchangeは、自動交渉AIを活用したドローン運航管理システム(UTM)を開発…
英会話学習特化のメタバース「fondi」が1.7億円調達
2022年7月27日、株式会社fondiは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 fondiは、英会話学習特化のメタバース「fondi」を開発・提供しています。 世界中の英語…
AI商談アシストプラットフォーム「Front Agent」提供の「Umee Technologies」が資金調達
2022年9月20日、Umee Technologies株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Front Agent」のベータ版を公開したことも併せて発表しました。 「Front…
P2P電力取引を目指す「TRENDE」が10.7億円調達
2025年3月19日、TRENDE株式会社は、総額10億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TRENDEは、太陽光発電システムおよび蓄電池リース事業「テラリス」を展開しています。 ま…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集