注目のスタートアップ

共同編集機能を搭載したビジュアルプログラミングアプリを開発する「プログミー」が7,000万円調達

company

2022年9月1日、株式会社プログミーは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

プログミーは、ビジュアルプログラミングアプリ(Webアプリ)「プログミー」を開発しています。

複数人でリアルタイムに編集できる共同編集機能を搭載しています。

OSS(オープンソースソフトウェア)のビジュアルプログラミング言語のScrach(スクラッチ)をベースとしています。

2022年9月現在、プログラミング教室などの教育機関を中心にβ版を提供しています。

今秋に、コンシューマ版(個人利用版)をグローバルでローンチすることを予定しています。

ビジュアルプログラミングとは、テキストでプログラムを記述するのではなく、視覚的なオブジェクト(ブロックなど)を組み合わせてプログラミングすることです。ビジュアルプログラミング用に開発されたプログラミング言語をビジュアルプログラミング言語といいます、

ビジュアルプログラミングにはプログラミングを視覚的に理解しやすいという特徴があり、子どもでもプログラミングを習得しやすいものとして、プログラミング教育・入門で利用されています。

有名なビジュアルプログラミング言語にScratchがあります、

Scratchは、MITメディアラボが開発する8歳から16歳を対象とした無料のビジュアルプログラミング言語です。

Scratchはカリキュラムが提供されておらず機能も限定的であるため、Scratch用のカリキュラムを提供するWebサイトや、Scratchを組み込んだ教育サービス・コンテンツが世界中で提供されています。

株式会社プログミーのコメント

このニュースを受けまして、株式会社プログミー 代表取締役 石橋康大氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

共同ビジュアルプログラミングアプリ「プログミー」のさらなる磨き込みのため、グローバルでの採用活動を通して強い開発体制を作ります。

・今後の展望を教えてください。

今秋には、複数人でプログラミングをする楽しさをより一層感じることができるコンシューマ版(個人利用版)をグローバルでローンチすることを予定しております。

・読者へのメッセージをお願いします。

株式会社プログミーは「一緒だと、もっと楽しい、もっと身に付く」をビジョンに掲げ、これからもテクノロジーの学習者に向けて価値あるサービスを提供していきます。現在、一緒に働く仲間を募集しておりますのでビジョンに共感いただける方はぜひご連絡ください。

教育や学習は企業の成長にとっても重要です。中でも読書は効率的かつコストパフォーマンスの良い学習方法のひとつであるため、創業期には大きな助けとなってくれるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ OSS アプリ スクラッチ ビジュアルプログラミング プログミー プログラミング 共同 教育機関 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

商用EVを開発・製造する「EVモーターズ・ジャパン」が1億9500万円調達
2024年8月6日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、総額1億9500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約65.6億円となりました。 EVモーターズ・ジ…
エッジAIを開発・提供する「エイシング」が資金調達
2023年9月1日、株式会社エイシングは、資金調達を実施したことを発表しました。 エイシングは、エッジデバイスで推論を行うエッジAIの中でも、推論に加えて学習も可能であり、より省メモリなエンドポイント…
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営の「アンドパッド」が40億円調達
2020年7月20日、株式会社アンドパッドは、総額約40億円の資金調達を実施したことを発表しました。 建設・建築業に特化したクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD(アンドパッド)」を提供…
農産物の生産から販売までを一気通貫で展開する「株式会社日本農業」が融資により19.8億円調達
2025年2月17日、株式会社日本農業は、融資により総額約19億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本農業は、日本の農産物の生産から販売まで一気通貫で展開しています。 生産性向上や…
ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」提供の「シェルパ・アンド・カンパニー」が2.6億円調達
2023年3月1日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シェルパ・アンド・カンパニーは、ESG経営推進クラウド「SmartESG」を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集