注目のスタートアップ

アスリート・体育会に特化した人材紹介・就職支援サービス「アスリートエージェント」などを運営する「アーシャルデザイン」が資金調達

company

2022年8月30日、株式会社アーシャルデザインは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、米国のペガサス・テック・ベンチャーズや、ユナイテッド株式会社、株式会社エアトリです。

アーシャルデザインは、以下の事業を展開しています。
・アスリート・体育会に特化した人材紹介・就職支援サービス「アスリートエージェント」
・アスリート人材にITエンジニアとしての教育を施し、高いチーム意識×エンジニアスキルを有する人材としてスキルシェアするサービス「AthleteAgent-TECH(アスリートエージェントテック)」
・アスリート・体育会のためのキャリアマガジン「ATHLETE LIVE(アスリートライブ)」
・“スポーツは、人を美しくする。”をコンセプトとしたライフマガジン「Healthy LIVE(ヘルシーライブ)」
・元日本代表・元Jクラブ監督による幼稚園・小学生向けサッカースクール事業「SAMURAI.(サムライ)」
・ビジネスアスリートによる実業団駅伝チーム「Athlete Agent RUNNING TEAM(アスリートエージェントランニングチーム)」

今回の資金は、人材採用、マーケティングに充当します。

さまざまな産業でデジタル化やDXが推進され、ITエンジニアの需要が急速に高まっています。

経済産業省の「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT人材等育成支援のための調査分析事業)」によると、2018年時点ですでに22万人のIT人材が不足しており、2030年には最大で約79万人が不足すると予測されています。

この状況を改善するには、プログラミングなどのITエンジニアとして必要となるスキルを学ぶことができる環境の整備や、教育サービスの充実などが必要です。

公教育においてもプログラミング教育が推進されるなど、国を挙げてITエンジニア増加に取り組んでいます。

アーシャルデザインは、アスリート(スポーツに競技として取り組んでいる/きた人材)の、対人能力・目的を達成するための能力・コミュニケーションスキルなどに注目し、これらのスキルはビジネスでも重要であると考えています。

そして、アスリート人材にITエンジニアとしての教育を施すことで、対人能力とプログラミングスキルの両方を兼ね備えた人材として、新たなエンジニア人材マーケットをつくりだすことを目指しています。

ITエンジニアの多くはチームを組んでプロジェクトに取り組んでいくことになるため、コミュニケーションスキルなども重要なスキルのひとつに数えられています。

一方で、対人能力に課題を感じているITエンジニアも多いため、「AthleteAgent-TECH」によって送り出されるアスリートエンジニアは、高い需要を獲得していくことになると考えられます。

システム開発やソフトウェア開発ではITエンジニアの採用や外注の活用が必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウや、アウトソーシングの活用法について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ITエンジニア アスリート エンジニア サービス スポーツ 人材 人材紹介 就職 支援 教育 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

デジタルサイネージのファブレスメーカー「LED TOKYO」が本田圭佑氏率いる「KSK Angel Fund」から資金調達
2023年8月4日、LED TOKYO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund, LLC」です。 LED TOKYO…
環境負荷の低い農業の普及に取り組む「坂ノ途中」が「パナソニック」と資本提携
2023年6月28日、株式会社坂ノ途中は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、パナソニック株式会社がSBIインベストメント株式会社と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド…
シニア向けプリペイドカードサービス提供の「KAERU」が1.4億円調達
2022年3月24日、KAERU株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KAERUは、シニア向けプリペイドカードサービス「KAERU」を提供しています。 事前チャー…
学校教育ICT専業メーカー「チエル」が「キヤノンITソリューションズ」と資本業務提携
2022年12月12日、チエル株式会社は、キヤノンITソリューションズ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 チエルは、学校教育ICT専業メーカーとして、ICTを活用した教材やシス…
危機・不審行動検知ソリューションを展開する「アースアイズ」が「初田製作所」と資本業務提携
2022年11月17日、アースアイズ株式会社は、株式会社初田製作所と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 アースアイズは、防犯や事故防止を目的としたAI搭載カメラシステムの開発・販売や、危…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集