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アニメーション作品の企画制作プロダクション「ツインエンジン」が資金調達

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2022年8月29日、株式会社ツインエンジンは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、中国・深セン市の大手IT・ネットサービス企業テンセント社、電子書籍プラットフォーム「めちゃコミック」を運営する株式会社アムタス、電子書籍プラットフォーム「ブックライブ」を運営する株式会社BookLiveです。

ツインエンジンは、アニメーション作品の企画立案、オリジナル原作の開発、宣伝戦略、ビジネススキームの構築を行っています。

また、「スタジオコロリド」「ジェノスタジオ」「スタジオカフカ」をはじめとしたアニメーションスタジオ・クリエイティブユニットをグループとして抱えています。

アニメ製作の基本的なモデルである製作委員会方式から脱却するため、全世界に向けたアニメーション作品の企画・制作・宣伝・販売のすべての工程を自社グループで担っています。

Netflix、Amazonプライムビデオ、Crunchyroll、bilibiliなどの動画配信サービスと協力し、世界に向けて作品を配信しています。

テンセントグループとの提携により、ゲーム化・グローバル化を見据えたアニメーションコンテンツの企画製作に注力し、ライセンスビジネス事業を拡大していきます。

アムタス・BookLiveとの提携により、コミック×アニメのビジネス展開を見据え、オリジナルIPを共同で開発していきます。

国内のアニメ産業の市場規模については、2010年には約1.3兆円だったものが、2019年には2.5兆円へと大きく拡大しています。

これは、日本のアニメーション作品をローカライズして配信する動画配信サービスが各国で展開され、海外需要を獲得できたことが要因です。

一方で、国内のアニメ制作会社はその収益構造に課題を抱えています。

国内でのアニメ制作は、資金調達と企画発案を担当する製作と、実際に作品をつくる制作にわかれており、これを製作委員会方式といいます。

製作から案件を受注するアニメ制作会社を元請けといいます。

テレビシリーズのアニメでは、30分作品を月に4本つくる必要がありますが、これをこなすには多くのスタッフを雇う必要があります。

そのため分業システムが発展しており、作業の一部を下請けのアニメ制作会社に発注するというケースがほとんどです。

しかしもともと元請けに降りてきた予算が少ないため、下請けへの依頼料はかなり絞られてしまうことになります。

下請けは資金力から製作委員会に関わることができないため、予算の交渉も行うことができません。

そのため下請けのアニメ制作会社では厳しい報酬での労働が余儀なくされており、さらに人材が定着しないため、スキルが継承されず、どんどんとクオリティが落ちていくという課題にも悩まされています。

こうした状態から脱却するため、制作会社自らが製作委員会に出資して参加し、作品の権利を持つことで、予算交渉を行ったり、制作した作品の利益を最大化させたりといった動きも見られるようになってきました。

また、そもそも製作委員会方式をやめ、自社ですべての権利を持つこと前提としたプロジェクトを立ち上げ、作品をつくるという制作会社も出てきています。

海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。

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