注目のスタートアップ

クラフトスープを展開する「CHANTMEAL」が資金調達

company

2022年8月18日、CHANTMEAL株式会社は資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、京都市、京都中央信用金庫、京都信用金庫が連携して運営する「京都市スタートアップ支援二号ファンド」です。

CHANTMEALは、京都でフレンチレストラン「Restaurant MAEKAWA」を営むオーナーシェフ前川純一氏が2020年に立ち上げた企業です。

“美味しくて、身体に良くて、自分の子供に食べさせたくなるようなもの”をコンセプトに、冷凍スープを開発・販売しています。

生産者とのつながりを活かした食材を利用し、すべて自社キッチンで手作りで加工し、化学調味料・保存料を使用していないことを特徴としています。

今後、京都地域の企業の活性化を目的とした共同開発や、他地域の活性化を目的としたご当地スープの開発などに取り組んでいきます。

外食は、日常的な食事、家族・友人などとのコミュニケーション、特別な日のご馳走など、さまざまな目的で利用されています。

しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により、外食の機会は大幅に減少してしまいました。

2019年度の外食市場の市場規模は30兆1,959億円でしたが、2020年度は24兆3,771億円と大きく落ち込んでいます。

コロナ禍に対応するため、デリバリーやテイクアウトに取り組む飲食店も増加し、消費者には自宅で飲食店の料理を楽しむというスタイルも定着しました。

こうした中注目されているのが、冷凍を活用した食品・料理の販売です。

食品の通信販売はお取り寄せグルメとしてコロナ以前から人気でしたが、コロナ禍では飲食店などが販路拡大のために取り組む例が増えており、お店の味を全国どこでも味わえるという体験を提供しています。

また、パンやケーキなど全国の小規模な店舗の商品を冷凍して販売するECサイトも登場しており、通信販売は飲食において新たな販路開拓の手段として高い注目を集めています。

累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の飲食に特化した別冊「飲食開業手帳」」では、出店に関するノウハウや、資金繰りの改善方法、スタッフの採用・教育など、飲食店の開業に必要なノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CHANTMEAL クラフト クラフトスープ スープ フューチャーベンチャーキャピタル 冷凍 冷凍スープ 株式会社 資金調達 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI応用技術メディア「アイブン」運営の「Parks」が資金調達
2019年12月17日、株式会社Parksは、資金調達を実施したことを発表しました。 AI応用技術メディア「アイブン」を運営しています。 2019年12月現在、産業に使えるAI技術ナレッジを400件リ…
電子チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」が約1.8億円調達
2020年12月23日、ZAIKO株式会社は、180万ドル(約1億8,600万円)の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、Infinity Venturesです。 ZAIKOは、次世代電子…
「大阪大学ベンチャーキャピタル」が創薬支援事業とがん治療薬創薬事業を展開する「HOIST」に投資実行
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社は、株式会社HOISTに3億円の追加投資を実行したことを発表しました。 HOISTは、がん治療薬と創薬支援技術の研究開発を行う大阪大学発のバイオベンチャーです。 開…
「神戸アリーナプロジェクト」を運営する「One Bright KOBE」が「スカパーJSAT」から資金調達
株式会社One Bright KOBEは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、スカパーJSAT株式会社です。 神戸市が公募した新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業として、株式会社スマート…
個人資産管理サービスなど提供の「マネーツリー」が資金調達
2020年4月28日、マネーツリー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 金融資産を一元管理できる個人資産管理サービス「Moneytree」や、企業向けの金融データプラットフォーム「MT …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集