注目のスタートアップ

呼び出し業務を効率化する「デジちゃいむ」を提供する「ワスド」が「サイエンスアーツ」と資本業務提携

company

2022年8月4日、ワスド株式会社は、株式会社サイエンスアーツと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました

呼び出し業務から店舗オペレーション全体を最適化するサービス「デジちゃいむ」を提供しています。

店舗・イベント会場などにおいて、QRコードを通じてスタッフの呼び出しが可能となるサービスです。

複数のQRコードを設置することで、いつ・どこで・どんな呼び出しなのか把握でき、スピーディかつ最適な接客・案内を実現できます。

サイエンスアーツは、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供しています。

音声・動画・位置情報だけでなく、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションを可能としています。

今回の提携により、「デジちゃいむ」と「Buddycom」の機能連携の強化や、アミューズメント施設・小売・商業施設・サービス業・カーディーラーなど幅広い業種への共同プロモーションを展開します。

飲食店、イベント会場、商業施設、空港など、さまざまな現場ではインカムや無線などのコミュニケーションツールが利用されています。

これらのコミュニケーションツールは離れた場所にいるスタッフが連絡を取り合うことで、顧客への対応などを効率化することを目的としており、円滑に業務を進めるためにはなくてはならないものとなっています。

一方で無線機には、音質が悪い、時折通話が途切れる、通話できる範囲が狭い、会話内容が保存されないといった課題があります。

また、専用の機器を購入・レンタルする必要もあり、ユーザーが多くなるほど初期費用が膨らみます。

そこで近年はインターネット回線を利用した、業務向けのコミュニケーションツールが登場しています。

インターネット回線を使用することで範囲の問題や音質の問題が解決されます。

また、ほとんどのサービスでは会話内容が録音されており、またそれを自動でテキスト化して保存したりチャットで送るといった機能が搭載されています。

これにより、後に会話内容を振り返ることができ、報告の効率化や改善などにつなげることができます。

また、「デジちゃいむ」は、飲食店であるような呼び出しボタンをQRコードで代替し、さらに呼び出し業務から店舗オペレーション全体を最適化することで、顧客への最適な対応を実現するサービスです。

すでに「Buddycom」と連携して利用されている例もあります。併用することで現場内のコミュニケーションの問題を大きく効率化でき、またデータも蓄積されていくため、業務の改善も行っていくことができます。

ICTは様々な業務を効率化してくれます。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Buddycom イベント コミュニケーション サイエンスアーツ デジタル デジちゃいむ プラットフォーム ワスド 位置情報 動画 呼び出し 店舗 株式会社 資本業務提携 音声
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

記憶術のオンライン学習サービスや記憶術・メモリースポーツのスクールなどを手がける「メモアカ」が3,000万円調達
2024年5月17日、株式会社メモアカは、約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、East Venturesです。 メモアカは、記憶術のオンライン学習サービス「メモアカ」の…
動画メディア・動画総合広告プランニングの「バベル」が3.4億円調達
株式会社バベルは、総額3億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本と中国で、メイク・DIY・家電など6ジャンルのバーティカルな動画メディアを運営しています。 中国大陸向けには、 微…
オンデマンド交通運行システム・路線バス交通分析システム・物流向け配送最適化システムを提供する「SWAT Mobility」が資金調達
2024年4月17日、SWAT Mobility Pte. Ltd.は、既存投資家及び日本の事業会社から資金調達を実施したことを発表しました。 SWAT Mobilityは、オンデマンド交通運行システ…
AIシステムのトータル開発を手掛ける「Archaic」とICTサービス・プロバイダーの「ファンリード」が業務提携
2020年10月13日、株式会社Archaicは、株式会社ファンリードと、2020年10月1日に業務提携したことを発表しました。 Archaicは、AIシステムのトータル開発や、様々な領域へのAI応用…
積算業務の自動化システム「AI積算」を提供する「H2Corporation」が3.1億円調達
2024年8月22日、株式会社H2Corporationは、総額3億1000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 H2Corporationは、積算業務の自動化システム「AI積算」や、現場の予…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集