創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年5月25日医療機器一元管理システム提供の「HITOTSU」が2億円調達

2022年5月24日、HITOTSU株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。
HITOTSUは、医療機器一元管理システム「HITOTSU」を提供しています。
医療機器に関するすべての情報管理を一元化し、貸出・返却・修理などのステータスを表示することで、医療機器の管理を効率化します。
また、点検表の作成機能や、タブレットからの点検表へのアクセス、点検計画の自動化といった点検業務の効率化も図ることができます。
今回の資金は、「HITOTSU」を基軸とした既存事業の拡大、人材の獲得などに充当します。
—
患者に利用される病院になるためには、医療の質の向上と、安全の推進が重要です。
患者の生命に直接的に関わってくる医療機器の安全管理については、医療機器の高度化により、さらに重要なものとなってきています。
しかし、実際の医療現場では、医療機器の操作と保守点検を担うスペシャリストである臨床工学技士以外も医療機器の点検を行うことがあります。そのため、確認不足などのインシデントが発生してしまったり、情報共有がうまくいかなかったりなどの課題が生じています。
遠隔で医療機器を管理するには、医療機器をネットワーク接続すればいいのですが、ネットワーク接続機能をつけるとセキュリティの問題が大きくなります。患者の安全にも直接関わってくるため、ネットワーク接続型医療機器はすぐに普及するわけではありません。
現在の医療現場では、こういったネットワーク接続型医療機器とアナログな機器が混在して存在しており、医療機器の管理において混乱が生じているケースも少なくありません。
HITOTSUは、こういった課題を解決するため、医療機器一元管理システム「HITOTSU」を提供しています。
効率化はすべての企業において重要な要素です。創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、効率化を実現するシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | システム 一元管理 保守 医療 医療機器 情報 株式会社 点検 管理 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年10月3日、株式会社ランチェスターは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 モバイル・アプリ・プラットフォーム「EAP」を提供しています。 モバイル・アプリ、クラウド、ビッグ・デー…
2024年4月10日、station株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 stationは、場・コミュニティを設計・運営する事業などに向け、コミュニティデザイン、ブランディング、システム…
2021年12月28日、Myuty-Chic株式会社は、新メニュー「ウォッシュ診断スポットコンサル」を2021年1月から提供開始することを発表しました。 「ウォッシュ診断スポットコンサル」は、サスティ…
2022年5月31日、株式会社ビードットメディカルは、累計17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ビードットメディカルは、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所(放医研…
2020年1月20日、スタディプラス株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 学習管理SNS「Studyplus」や、教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

