注目のスタートアップ

医療機器一元管理システム提供の「HITOTSU」が2億円調達

company

2022年5月24日、HITOTSU株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

HITOTSUは、医療機器一元管理システム「HITOTSU」を提供しています。

医療機器に関するすべての情報管理を一元化し、貸出・返却・修理などのステータスを表示することで、医療機器の管理を効率化します。

また、点検表の作成機能や、タブレットからの点検表へのアクセス、点検計画の自動化といった点検業務の効率化も図ることができます。

今回の資金は、「HITOTSU」を基軸とした既存事業の拡大、人材の獲得などに充当します。

患者に利用される病院になるためには、医療の質の向上と、安全の推進が重要です。

患者の生命に直接的に関わってくる医療機器の安全管理については、医療機器の高度化により、さらに重要なものとなってきています。

しかし、実際の医療現場では、医療機器の操作と保守点検を担うスペシャリストである臨床工学技士以外も医療機器の点検を行うことがあります。そのため、確認不足などのインシデントが発生してしまったり、情報共有がうまくいかなかったりなどの課題が生じています。

遠隔で医療機器を管理するには、医療機器をネットワーク接続すればいいのですが、ネットワーク接続機能をつけるとセキュリティの問題が大きくなります。患者の安全にも直接関わってくるため、ネットワーク接続型医療機器はすぐに普及するわけではありません。

現在の医療現場では、こういったネットワーク接続型医療機器とアナログな機器が混在して存在しており、医療機器の管理において混乱が生じているケースも少なくありません。

HITOTSUは、こういった課題を解決するため、医療機器一元管理システム「HITOTSU」を提供しています。

効率化はすべての企業において重要な要素です。創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、効率化を実現するシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ HITOTSU システム 一元管理 保守 医療 医療機器 情報 株式会社 点検 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

非常勤医師の採用と救急体制改善支援を行う「Dr.’s Prime Work」などを展開する「ドクターズプライム」が3.9億円調達
2025年1月29日、株式会社ドクターズプライムは、総額3億9000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドクターズプライムは、救急車を断らない医師と病院のマッチングプラットフォーム「Dr.'…
自己抗体を標的とした治療方法の創出を目指す「Link Therapeutics」が2.8億円調達
2023年2月28日、Link Therapeutics株式会社は、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Link Therapeuticsは、京都大学大学院医学研究科の塩川…
「MeSHLIFE」が不動産取引における契約書類作成・管理ツール「smooos」β版を公開
2023年1月24日、株式会社MeSHLIFEは、「smooos(スムース)」β版を公開したことを発表しました。 「smooos」は、不動産取引における契約書類作成・管理ツールです。 不動産売買を主取…
マンションの大規模修繕工事の一括見積支援サービスを展開する「スマート修繕」が1.5億円調達
2022年6月8日、株式会社スマート修繕は、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社デライト・ベンチャーズです。 また、マンションやビルにおける大規模修繕の一括見…
障害者支援者向けオンライン研修サービス「Special Learning」提供の「Lean on Me」が2.54億円調達
2021年4月5日、株式会社Lean on Meは、総額2億5,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。 障害者支援者向けオンライン研修サービス「Special Learning」の提供や、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集