注目のスタートアップ

クラウド型受発注ソフト「建設PAD」提供の「KPtechnologies」が5,200万円調達

company

2022年3月2日、株式会社KPtechnologoesは、総額5,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。

建設業界向けクラウド型受発注ソフト「建設PAD」を開発・提供しています。

契約書類・注文書・請求書などの書類をクラウド上で作成・管理・送受信できるサービスです。

電子契約法に準拠した形の契約書・注文書を生成するため、電子契約によって印紙代を削減することもできます。

今回の資金は、「建設PAD」の新機能の開発などに充当されます。

2001年の建設業法改正によって、建設業界でも電子契約書の使用が可能になり、大手企業を中心に電子化・ペーパーレス化が進みました。

建設業界では国からの依頼である公共事業も多く、国が建設事業者との取引において電子契約を導入したことも、建設業界のデジタル化にとって大きなことでした。

一方で建設業就業者の高齢化と若年層の減少が深刻であり、技術を持ったベテランが引退し、次世代への技術承継が行われないという危機に直面しています。

そのため建設業界は業界再編を行い、若年層が定着する働きやすい業界へと変革する必要があります。

デジタル化・DXは、変革のために重要な要素のひとつであり、まずはバックオフィス業務から取り組もうと考えている事業者も多数存在しています。

KPtechnologoesは、建設業界向けクラウド型受発注ソフト「建設PAD」の提供を通じ、様々な課題に直面する建設業界をバックオフィスの効率化・ペーパーレス化を実現することで支援しています。

企業の利益を最大化させるためには、IoTなどのテクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ KPtechnologies ペーパーレス化 受発注 契約書 建設 建設業界 書類 株式会社 請求書 資金調達 電子契約
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

自然とテクノロジーの調和を目指す「mui Lab」が2億円調達
2019年11月5日、mui Lab株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 人や自然とテクノロジーの調和を目指し、UI/UXデザインと、実装のための技術開発を行っています。 …
Webマーケティングスクール「デジプロ」を運営する「Hagakure」と「マイクロアド」が資本業務提携
株式会社マイクロアドは、株式会社Hagakureに資本参加し、業務提携を締結したことを発表しました。 Hagakureは、Webマーケティングスクール「デジプロ」を運営しています。 デジタル広告運用の…
「Tangerine」が小売店の来店分析・顧客エンゲージメントプラットフォーム「STORE360」のベータ版をリリース
2022年2月14日、Tangerine株式会社は、「STORE360」(β版)をリリースしたことを発表しました。 「STORE360」は、小売店向けの来店分析・顧客エンゲージメントプラットフォームで…
AI画像解析で栄養素を数値化する「カロミル」の運営元が1.7億円調達
ライフログテクノロジー株式会社は、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先の1社である、株式会社アドバンテッジリスクマネジメントとは業務提携も締結したことも発表しま…
オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営する「BPOテクノロジー」が5億円調達
2023年11月20日、BPOテクノロジー株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 BPOテクノロジーは、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営しています。 バックオ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集