創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年1月28日建設現場等に特化したタッチ型デジタルサイネージ提供の「クェスタ」が5,000万円調達

2022年1月27日、クェスタ株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
建設現場向け一括配信システム「ご安全にモニター」を提供しています。
現場に設置されたデジタルサイネージ(モニター)に、本社配信枠として“現場で発生した改善すべき事故事例とその対策“や、“企業方針文書や写真動画”などを、現場の運用情報を邪魔することなく配信・共有することができるサービスです。
また、朝礼時に必要なコンテンツの表示(動画を使ったラジオ体操など)や、図面の表示によって現場の生産性を向上させることもできます。
サイネージは屋外仕様であるため雨ざらしの現場でも利用することができます。
今回の資金は、「ご安全にモニター」の介護・工場等作業現場への拡大や、コンテンツの拡充、人材採用などに充当される予定です。
近年、工事現場や建設現場などでデジタルサイネージが導入されるケースが増加しています。
デジタルサイネージとは、モニター(ディスプレイ)を通じて様々な情報を発信するシステムです。
建設現場などでは、朝礼掲示板のデジタル化による情報共有の効率化、PC・タブレット画面のミラーリング、本社からの情報の素早い配信、仮囲いに設置することによる近隣住民への情報開示などで活用されています。
これまで現場での情報共有としては、図面を持った監督などの周りに集まり、その図面やコピーを見ながら共有を行っていたはずです。
しかしこの共有方法では一度に数人程度への伝達に限られており、効率的ではありませんでした。
そのため、情報共有の効率化のためデジタルサイネージが導入されることが増加しており、様々なソリューションが提供されています。
またデジタルサイネージは情報共有以外にも活用できるため、もはや現場においては欠かせない存在にもなりつつあります。
デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、テクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | クェスタ ご安全にモニター デジタル・サイネージ モニター 図面 建設業 朝礼 現場 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年8月30日、株式会社CROSS SYNCは、総額5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CROSS SYNCは、AIによる重症度判定を行うソフトウェアを研究開発する横浜市…
2024年8月22日、株式会社CuboRexは、総額2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CuboRexは、運搬一輪車電動化キット「E-cat kit」や、テスト開発用電動クローラ…
厚生労働省は「建設事業主等に対する助成金」として建設事業主が利用できる助成金を紹介しています。 概要 建設事業主等に対する助成金には、建設事業主を対象とした助成金と建設事業主団体・職業訓練法人を対象と…
2025年4月8日、株式会社ジザイエは、総額約6億円の資金調達を発表しました。 ジザイエは、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供しています。 独自のAI映像圧縮技術により…
農林水産省は、令和6年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」の公募について発表しました。 ロボット技術…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…