注目のスタートアップ

建設現場等に特化したタッチ型デジタルサイネージ提供の「クェスタ」が5,000万円調達

company

2022年1月27日、クェスタ株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

建設現場向け一括配信システム「ご安全にモニター」を提供しています。

現場に設置されたデジタルサイネージ(モニター)に、本社配信枠として“現場で発生した改善すべき事故事例とその対策“や、“企業方針文書や写真動画”などを、現場の運用情報を邪魔することなく配信・共有することができるサービスです。

また、朝礼時に必要なコンテンツの表示(動画を使ったラジオ体操など)や、図面の表示によって現場の生産性を向上させることもできます。

サイネージは屋外仕様であるため雨ざらしの現場でも利用することができます。

今回の資金は、「ご安全にモニター」の介護・工場等作業現場への拡大や、コンテンツの拡充、人材採用などに充当される予定です。

近年、工事現場や建設現場などでデジタルサイネージが導入されるケースが増加しています。

デジタルサイネージとは、モニター(ディスプレイ)を通じて様々な情報を発信するシステムです。

建設現場などでは、朝礼掲示板のデジタル化による情報共有の効率化、PC・タブレット画面のミラーリング、本社からの情報の素早い配信、仮囲いに設置することによる近隣住民への情報開示などで活用されています。

これまで現場での情報共有としては、図面を持った監督などの周りに集まり、その図面やコピーを見ながら共有を行っていたはずです。

しかしこの共有方法では一度に数人程度への伝達に限られており、効率的ではありませんでした。

そのため、情報共有の効率化のためデジタルサイネージが導入されることが増加しており、様々なソリューションが提供されています。

またデジタルサイネージは情報共有以外にも活用できるため、もはや現場においては欠かせない存在にもなりつつあります。

デジタル時代において企業の利益を最大化させるためには、テクノロジーを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ モニター 図面 建設業 現場
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

現場の改善提案クラウド「Cayzen」を提供する「エイトス」が1.2億円調達
2022年12月2日、エイトス株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エイトスは、現場の改善提案クラウド「Cayzen(カイゼン)」を提供しています。 「Cayze…
建材比較サービス「truss」が1億円調達!
平成29年10月2日、株式会社トラスは、総額1億円の資金調達を実施しました。 建材比較サービス「truss」を運営しています。 メーカー横断で法規や断熱性能をもとに建材を検索して比較選択することができ…
現場DXプラットフォームを提供する「カミナシ」が30億円調達
2023年3月29日、株式会社カミナシは、総額約30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 カミナシは、現場DXプラットフォーム「カミナシ」を提供しています。 手書き情報のデータ化・集計・報告な…
有機ELディスプレイや照明に用いる次世代発光材料を開発する「Kyulux」に「九州発ジャパン・エボリューション・ファンド」が出資
2023年9月21日、MCPアセット・マネジメント株式会社は、MCPグループが運営する、九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合が、株式会社Kyuluxに2億円の出資を実行したこ…
「セキュア」と「ヘリックス」 現場DXを推進するクラウド型ウェアラブルカメラを共同で提供開始
2022年8月15日、株式会社セキュアと株式会社ヘリックスは、ウェアラブルカメラで撮影した映像を活用して現場DXを推進する新たなクラウド・AIソリューション「フルスタックカメラ ウェアラブルタイプ」の…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集