創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年1月4日宿泊施設向け基幹システム提供の「CUICIN」が「山口フィナンシャルグループ」子銀行の3行と連携し地域の宿泊・観光業DXを推進

CUICIN株式会社は、株式会社山口フィナンシャルグループの子銀行である、株式会社山口銀行・株式会社もみじ銀行・株式会社北九州銀行とビジネスマッチング契約を締結したことを発表しました。
また、山口キャピタル株式会社が運営するUNICORN 2号ファンド投資事業有限責任組合から資金調達を実施したことも併せて発表しました。
CUICINは、宿泊施設向け基幹システム(HotelStyle OS)「aiPass」を運営しています。
スマートチェックイン機能(顧客基盤)に、業務効率化・顧客体験向上といった様々な機能をプラグインとして追加提供することで、多様なホテルのスタイルに合わせた理想のオペレーションシステムを提供しています。
今回の提携により、様々なタイプの宿泊施設が抱える経営課題の解決と、宿泊業全体としてのDXの推進を行うため、宿泊施設をハブとした地域活性化・DXに取り組みます。
新型コロナウイルス感染症の流行により、観光業は大きな打撃を受けました。
コロナ禍による倒産ホテル・旅館会社は全国で80社以上にのぼり、業界全体に大きな危機感が漂っています。
宿泊業ではコロナ以前から人手不足や、訪日観光客に対するホスピタリティの向上などが課題となっていました。
新型コロナを機に、非接触・非対面でのサービスの提供とそれに伴うホスピタリティの向上や、省人化のためのシステム導入などが進みました。
特にデジタルの力は大きく、スマートスピーカーを利用した顧客の対応業務の効率化サービスや、浴室などの混雑状況を可視化するサービスの導入などは、顧客にとっても便利なものとして受け入れられています。
今後、感染状況が落ち着き、訪日観光客が戻ってくることが予測されています。
観光業は地方活性化のためにもっとも重要なもののひとつであるため、自治体などと協力しながら、デジタルの力を取り入れたユニークな取り組みが展開されていくと考えられます。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | DX 基幹システム 宿泊施設 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年1月23日、株式会社ナイルワークスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ヤマハ発動機株式会社、および、住友商事株式会社です。 ナイルワークスは、農業用ドローン「Nile-T2…
2021年7月7日、株式会社ピーステックラボは、総額約22億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 モノの貸し借りアプリ「Alilce.style(アリススタイル)」を運営しています。…
2024年4月24日、株式会社スマートバンクは、デットファイナンスにより総額11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマートバンクは、家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提…
2024年10月8日、株式会社estieは、総額28億円の資金調達を実施したことを発表しました。 estieは、商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」を中心に不動産業界のDXを推進し…
2020年8月11日、株式会社インフィニティエージェントは、2020年8月7日付で資本金を6,000万円に増資したことを発表しました。 運用型広告をメインに、デジタル・マーケティングに関する総合的なコ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

