注目のスタートアップ

ヘアカラー専門店「fufu」運営の「Fast Beauty」が5億円調達

company

2021年12月3日、株式会社Fast Beautyは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ヘアカラー専門店「fufu」を運営しています。

ヘアカラーに特化することで効率化を図り、プロによるクオリティの高い施術でありながら、リーズナブルな価格を実現しています。

2021年12月現在、全国に91店舗展開しています。

市販のヘアカラー剤の市場規模は、徐々にではあるものの減少傾向にあります。

ヘアカラーでは白髪用のヘアカラーであるグレイカラーが市場のほとんどを占めています。

特にコロナ禍では外出機会が限られていたため大きく需要が減少しました。

一方、サロンにおけるヘアカラーの市場規模はファッション向けカラー、グレイカラー共に増加傾向にあります。

サロンにおけるヘアカラーが増加している要因は、サロンにおけるグレイカラーの技術の向上であると考えられています。

これまでグレイカラーといえば白髪すべてを隠すため毛髪全体を染めるベタ塗りがほとんどでした。

これであれば、市販のヘアカラー剤とサロンでの施術はほとんど差がなく、あるのはカラー剤の善し悪しくらいでした。

しかし近年はグレイカラー技術が向上し、白髪をデザインとして使うものなどデザインカラーが浸透してきました。

日本では今後高齢者が増加していくため、グレイカラー市場も拡大し、高齢者で定期的に通えるようなリーズナブルな価格でありながら、質の高いカラーを受けられるサロンの需要が高まっていくと考えられます。

特化したサービスを展開するためには、自社の強み・弱みや市場を分析することが重要です。「冊子版創業手帳」では、自社の分析に役立つフレームワークを掲載・解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Fast Beauty fufu グレイカラー サロン ヘアカラー 専門店 株式会社 美容 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
合同会社と株式会社の違いサムネイル
合同会社とは?株式会社との違い、メリット・デメリットをわかりやすく比較
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

eスポーツ事業の「プレイブレーン」が6億円調達
2020年7月1日、株式会社プレイブレーンは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 eスポーツの企画、ブランディング、マーケティングなど、eスポーツに関連した事業を展開しています。 eス…
「地域づくり京ファンド」が茶葉の生産や茶の加工販売を手がける 「D-matcha」に出資
2023年3月16日、株式会社京都銀行は、一般社団法人 京都府北部地域連携都市圏振興社、一般社団法人 森の京都地域振興社、一般社団法人 京都山城地域振興社、京都銀行、京銀リース・キャピタル株式会社、京…
設備保全における目視巡回点検をリモート化するIoT・AIサービス「LiLz Gauge」を提供する「LiLz」が5.9億円調達
2023年4月28日、LiLz株式会社は、総額約5億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LiLzは、アナログメーターなどの目視巡回点検をリモート化するIoT・AIサービス「LiLz…
AIによるエントリーシート自動作成サービス「ES Maker」がリリース
2023年3月17日、Ann株式会社は、新サービス「ES Maker」を一般公開したことを発表しました。 「ES Maker」は、AIによってエントリーシートの見本を自動で作成するサービスです。 質問…
地域ビジネスをプロデュースする「インターローカルパートナーズ」が資金調達
株式会社インターローカルパートナーズは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、キリンホールディングス株式会社、自然電力株式会社、株式会社LIFULL、東邦レオ株式会社の4社です。 地域に必…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集