創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年11月8日SaaSやFinTechサービスのデータ統合や内部統制強化を実現するiPaaS「ActRecipe」提供の「アスタリスト」が5,800万円調達

2021年11月8日、アスタリスト株式会社は、総額5,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。
SaaSやFinTechサービスのデータ統合や内部統制強化を実現するiPaaS「ActRecipe(アクトレシピ)」を提供しています。
クラウド上であらゆるSaaSやFinTechをデータ統合・連携することによりマニュアル作業を排除し、内部統制(IT統制)を強化するプラットフォームです。
今回の資金は、サービスの機能拡充や、利用企業数拡大のための施策などに充当されます。
企業では業務効率化のため様々なクラウドサービスが導入・利用されています。
会計、経費精算、社内コミュニケーション、顧客管理、案件管理、営業支援など用途ごとに様々なサービスがあります。
多くの場合、これらのサービスは単独で利用されることが多く、真の効率化のためにはこれらサービスの連携・統合が必要であると認識されています。
また、他サービスとの連携が謳われている場合でも、あったら便利といった程度の連携であることが多く、複雑な連携を実現するような外部サービスが求められています。
「ActRecipe」はこのサービス間の複雑な連携を実現するiPaaSです。
たとえば、経費精算や受取請求書SaaSの仕訳データから、銀行APIを利用して振込処理を自動化するといったことを実現できます。
すでに多くの企業では様々なサービスが利用されているため、このような連携サービスを導入することによりさらなる効率化・自動化を進めることができるでしょう。
効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、自社に合ったシステム・ツールを選定・導入するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | iPaaS データ 株式会社 統合 資金調達 連携 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年8月30日、株式会社Dental Predictionは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Dental Predictionは、症例・歯科商品の3Dデータを作…
2025年10月7日、株式会社DriveXは、総額約5000万円の資金調達を発表しました。 DriveXは、社内データの横断活用を可能にするAI基盤「IntegratorX」を提供しています。 ERP…
2020年2月3日、株式会社Clearは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 高級日本酒ブランド「SAKE100(サケハンドレッド)」や、日本酒専門Webメディア「SAKE…
2022年10月11日、株式会社Robot Homeは、Keeyls株式会社に出資したことを発表しました。 Keeylsは、リモートによる無人鍵受け渡し管理システム「KEY STATION」や、無人本…
2022年11月25日、株式会社あんきは、資金調達を実施したことを発表しました。 あんきは、要介護者向け配食サービス「街シェフ弁当」を展開しています。 管理栄養士監修のもと、地元の飲食店や老人ホームな…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

