注目のスタートアップ

CROサクセスプラットフォーム「dejam」運営の「LeanGo」が資金調達

company

2021年10月26日、株式会社LeanGoは、資金調達を実施しました。

CROサクセスプラットフォーム「dejam」を運営しています。

独自機能であるCROサジェストにより、CVR(コンバージョン率)向上のための改善案の検討を自動で提案するサービスです。

コンサルタントに外注するよりも、低コストかつ短時間で改善案を得ることができます。

CROサジェストとは、施策やデザインデータといったビッグデータの分析から得た知見から改善案を自動提案する独自の機能です。

改善したい箇所とパーツ名を選ぶだけでCVRの改善施策を得ることができます。

CVR(コンバージョン率)とは、サイト訪問者のうちどれくらいが、商品の購入や資料請求などのコンバージョンに至ったのかを表す指標です。

サイト流入数はあるのにCVRが悪い場合は、サイトの構造に問題がある可能性が高いといわれています。

サイトの構造の問題というと、導線やコンバージョンへの行動喚起ができていないなどが考えられます。

これらの課題は、サイト内のユーザーの行動を可視化するヒートマップツールを活用することで把握することができます。

しかし課題を把握できるだけなので、改善案については自身でどうにかするしかありません。

多くの場合、CVRの改善のためにはコンサルタントに依頼することとなります。

しかしコンサルタントに依頼する場合、コストが高くつくことと、改善案を得られるまで数日から数週間かかってしまうのが大きなネックです。

そのためCVR向上のためには、ヒートマップツールだけでなく、改善案の提案を行ってくれるツールも求められています。

CVRの最適化をCRO(Conversion Rate Optimization)と呼びますが、CROの自動化はまだ未開拓な領域です。LeanGoの資金調達により、どのように市場が成長していくのか注目が必要です。

CROに限らず改善のための施策は重要です。クラウドサービスなど改善を支援してくれるツールを活用することで、利益を向上させていくとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期のシステムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 改善 株式会社 自動 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ごみ拾いSNSを運営する「ピリカ」が2.8億円調達
2023年5月30日、株式会社ピリカは、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ピリカは、ごみ拾いSNS「ピリカ」や、ごみ分布調査サービス「タカノメ」、マイクロプラスチック調査…
搭乗型ロボットの開発・運用・プロデュース事業を展開する「MOVeLOT」が2,500万円
2023年3月9日、MOVeLOT株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MOVeLOTは、搭乗型ロボット領域における世界的なリーディングカンパニーを目指し、搭乗型ロボ…
ブロックチェーン技術を活用したエンタメ領域のトークン・エコノミー事業展開の「Gaudiy」が3億円調達
2020年11月16日、株式会社Gaudiyは、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ブロックチェーン技術などの先端テクノロジーを活用し、大手エンタメ・コンテンツ起業を中心に、DX事業や、ア…
広告費分割・後払いサービスを提供する「バンカブル」がマーケティング分析ツールを提供する「サイカ」と業務提携
2022年6月23日、株式会社デジタルホールディングスは、グループ企業の株式会社バンカブルが、株式会社サイカと業務提携契約を締結したことを発表しました。 バンカブルは、広告費分割・後払い(BNPL)サ…
10代のためのEdTechプログラム運営の「Inspire High」が1.5億円調達
2021年8月31日、株式会社Inspire Highは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 世界中の創造力とつなぐ、10代のためのEdTechプログラム「Inspire …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集