注目のスタートアップ

バーチャルオフィスやオンラインイベントに活用できるバーチャル空間提供の「oVice」が4億円調達

company

2021年10月12日、oVice株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。

バーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。

見下ろし型の平面の空間にアイコンをアバターとして参加し、空間を自由に移動してほかの参加者と簡単にコミュニケーションをとることができるバーチャル空間です。

この空間は、バーチャルオフィスや、オンラインイベント、バーチャルキャンパスなど、幅広い場面で活用されています。

今回の資金は、開発の強化や、海外への展開の加速、大規模な採用イベントの実施などに充当されます。

新型コロナウイルス感染症の流行により、企業では急激にテレワークが普及しました。

急激に普及したことにより様々な問題が生じており、特にコミュニケーションの問題は多くの企業を悩ませています。

現実空間のオフィスであれば仕事仲間がどこにいてなにをしているのかすぐに把握できますし、また話しかけることも簡単です。

他人の会話が聞こえてきてそこに参加するといったことも日常のコミュニケーションのひとつです。

しかしテレワーク環境では、チャットツールなどによるテキストコミュニケーションや、Web会議ツールなどライブ動画によるコミュニケーションとなってしまいます。

テキストコミュニケーションはいままでも利用していたでしょうからそれほど問題はないかもしれません。

しかしWeb会議ツールには、複数人が同時に話すと会話が埋もれてしまって聞こえないという問題があります。

また回線の品質によっては会話や映像が途切れてしまうこともあり、現実のコミュニケーションを代替するまでには至りません。

そのためテレワーク環境では、現実のオフィスと同じような感覚でコミュニケーションが行えるツールのニーズが高まりました。

「oVice」は、その手軽さと便利さからテレワーク時代のコミュニケーションサービスとしてシェアを伸ばしています。

テレワークなど新たな働き方のためにはコミュニケーションツールなどICTツールの導入が必要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における社内システムの構築について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ oVice イベント オフィス オンライン コミュニケーション スペース バーチャル バーチャル・オフィス 株式会社 空間 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

動画マーケティングなどの「エビリー」が2.5億円調達
2019年12月23日、株式会社エビリーは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 YouTubeを中心とする動画プラットフォーム上のデータベース・分析ツール「kamui tr…
需要予測AI開発の「New Innovations」が7,000万円調達
2019年7月30日、株式会社New Innovationsは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、世界初となる需要予測AI搭載無人カフェ・ロボット「√C(ルートシー)」…
ロボティクスを活用した小売業向け自動化ソリューションを提供する「ROMS」が12億円調達
2022年9月14日、株式会社ROMSは、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ROMSは、ロボティクスを活用した小売業向け自動化ソリューションを提供しています。 具体的には、次世代…
単層カーボンナノチューブを提供する「名城ナノカーボン」が「関西電力グループ」と資本業務提携
2022年5月31日、関西電力株式会社は、関電グループの子会社・合同会社K4 Venturesを通じ、株式会社名城ナノカーボンに出資を行い、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 名城ナノカー…
オンデマンド交通運行システム・路線バス交通分析システム・物流向け配送最適化システムを提供する「SWAT Mobility」が資金調達
2024年4月17日、SWAT Mobility Pte. Ltd.は、既存投資家及び日本の事業会社から資金調達を実施したことを発表しました。 SWAT Mobilityは、オンデマンド交通運行システ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集