創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年10月22日バーチャルオフィスやオンラインイベントに活用できるバーチャル空間提供の「oVice」が4億円調達

2021年10月12日、oVice株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。
バーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。
見下ろし型の平面の空間にアイコンをアバターとして参加し、空間を自由に移動してほかの参加者と簡単にコミュニケーションをとることができるバーチャル空間です。
この空間は、バーチャルオフィスや、オンラインイベント、バーチャルキャンパスなど、幅広い場面で活用されています。
今回の資金は、開発の強化や、海外への展開の加速、大規模な採用イベントの実施などに充当されます。
新型コロナウイルス感染症の流行により、企業では急激にテレワークが普及しました。
急激に普及したことにより様々な問題が生じており、特にコミュニケーションの問題は多くの企業を悩ませています。
現実空間のオフィスであれば仕事仲間がどこにいてなにをしているのかすぐに把握できますし、また話しかけることも簡単です。
他人の会話が聞こえてきてそこに参加するといったことも日常のコミュニケーションのひとつです。
しかしテレワーク環境では、チャットツールなどによるテキストコミュニケーションや、Web会議ツールなどライブ動画によるコミュニケーションとなってしまいます。
テキストコミュニケーションはいままでも利用していたでしょうからそれほど問題はないかもしれません。
しかしWeb会議ツールには、複数人が同時に話すと会話が埋もれてしまって聞こえないという問題があります。
また回線の品質によっては会話や映像が途切れてしまうこともあり、現実のコミュニケーションを代替するまでには至りません。
そのためテレワーク環境では、現実のオフィスと同じような感覚でコミュニケーションが行えるツールのニーズが高まりました。
「oVice」は、その手軽さと便利さからテレワーク時代のコミュニケーションサービスとしてシェアを伸ばしています。
テレワークなど新たな働き方のためにはコミュニケーションツールなどICTツールの導入が必要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における社内システムの構築について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | oVice イベント オフィス オンライン コミュニケーション スペース バーチャル バーチャル・オフィス 株式会社 空間 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年6月18日、DeepForest Technologies株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DeepForest Technologiesは、ドローンなどから…
2025年4月16日、株式会社mentoは、総額16億円の資金調達を発表しました。 mentoは、管理職向けコーチングサービス「mento(メント)」を開発・提供しています。 中間管理職に寄り添い、社…
2019年7月10日、株式会社ココナラは、12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、フィデリティ・インターナショナルです。 ココナラは、日本最大級のスキル・マーケット「ココナラ」を運…
2024年2月13日、ミラーフィット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。創業から累計調達額は9.25億円です。 ミラーフィットは、次世代型スマートミラー「MIRROR FIT.」や、必要…
2024年8月22日、Tooon株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Tooonは、フリーランス向け業務管理ツール「Tooon(トゥーン)」を開発・運営しています。 ブラウザ上で共同編集…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…