注目のスタートアップ

オンラインM&Aマッチング・プラットフォーム運営の「M&Aクラウド」が2.2億円調達

company

2020年6月24日、株式会社M&Aクラウドは、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

オンラインM&Aマッチング・プラットフォーム「M&Aクラウド」を運営しています。

オンラインで買い手の情報を閲覧し、直接打診ができるM%A・資金調達のマッチング・プラットフォームです。売り手の利用は無料となっています。

また、買い手から売り手にアプローチできるスカウト機能や、おすすめマッチング先の表示機能なども搭載しています。

今後、M&Aにおける、プレゼンテーションや、デュー・デリジェンスにおけるサポートまでを一貫して提供することで、“希望のM&A/資金調達が成立する”プラットフォームへの進化を目指していくようです。

今回の資金は、売り手企業の概要と買収メリットをまとめた企業概要書の自動生成機能や、「M&Aクラウド」以外の案件も含めて管理できる案件管理機能などの開発などに充当されます。

日本におけるM&A件数は増加を続けており、2019年には4,000件を超えています。

要因としては、曖昧だった法律の整備が進んだことや、時代の変化のスピードについていくため、海外展開のための海外企業の買収、事業継承のためなどがあります。

しかし、企業の成長のために行ったM&Aの成功率は2~4割と言われており、あまり高い数値とは言えません。経営者のM&Aに関する知識不足や、売り手・買い手の企業文化の理解不足などが原因だと分析されています。

また、中小企業は知名度や他社とのつながりが薄いため、M&Aの相手を見つけることも困難となっていることも大きな課題となっています。

人材不足の解消や、経営改善、中小企業の事業継承の手法としてM&Aが必須となっていくことが考えられます。

資金調達に関する情報をまとめた「資金調達手帳」では、ベンチャー企業の視点から、M&Aのメリットや成功パターンについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ M&A プラットフォーム マッチング 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ビデオゲームを活用したオンライン英語コミュニケーションレッスン「eスポーツ英会話」などを手がける「ゲシピ」が資金調達
2024年11月28日、ゲシピ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は5億円を超えています。 ゲシピは、ビデオゲーム(eスポーツ)を活用したオンライン英語…
見た目や味を変えずに料理・食材を柔らかくする調理機器「DeliSofter」を提供する「ギフモ」が2.5億円調達
2022年4月21日、ギフモ株式会社は、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ギフモは、パナソニック企業内のビジネスアイデアを事業化するために設立されたスタートアップです。…
「第1回 Japan マーケティング Week【関西】」9月9日(水)からインテックス大阪で新規開催
リード エグジビション ジャパン株式会社が主催する、「第1回 Japan マーケティング Week【関西】」が2020年9月9日(水)~11日(金)の3日間、インテックス大阪で開催されます。   関西…
微細藻類ガルディエリアの研究開発を通じ地球規模の環境課題解決を目指す「ガルデリア」が5.5億円調達
2023年10月4日、株式会社ガルデリアは、第三者割当増資等により総額約2.5億円を調達し、さらに国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のディープテック・スタートアップ支援事業…
サイバーセキュリティプラットフォームを開発する「日本サイバーディフェンス」が10億円調達
2025年11月11日、日本サイバーディフェンス株式会社は、総額10億円の資金調達を発表しました。 日本サイバーディフェンスは、日本初のソブリン(主権型)サイバーセキュリティプラットフォーム「MIJX…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集