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農産物の流通現場向けSaaS「bando」運営の「kikitori」が5,000万円調達

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2020年5月1日、株式会社kikitoriは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

農業流通特化型SaaS「bando」を運営しています。

電話・FAXなどアナログなコミュニケーションが主流である農業流通分野において、生産者と流通事業者間の取引業務をスマートフォンによって効率化するサービスです。

日々の入出荷連絡や販売単価の通知、資材の受発注、納品書等の各種帳票書類の作成などの業務をスマートフォンで一括で行うことができます。

また、流通事業者の基幹システムとAPI連携することで、入荷データを自動でシステムに取り込むことが可能となります。これにより入荷データの入力作業の工数を削減することができます。

農業分野でも利用者数の多いLINEを活用しているため、簡単に導入することができます。

2020年5月現在、神奈川県内を中心に7市場で導入されています。今後、全国の流通事業者へのサービス導入を推進していくようです。

今回の資金は、「bando」のプロダクト開発や、人材採用、マーケティングに充当されます。

市場外取引の増加により卸売市場の存在意義は年々低下してきています。取扱量も減ってきているため、業務効率化による経営の改善が必要となっています。

また長期的には、集約や合理化による流通コストの削減も行う必要があります。そのためには「bando」のようなサービスの普及が欠かせないでしょう。

創業期はリソースが足りないため、業務を効率的に行うことはとても重要となってきます。「冊子版創業手帳」では、業務の効率化を図るツールやサービスの導入について詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ bando kikitori SaaS コミュニケーション 株式会社 管理 資金調達 農業
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