注目のスタートアップ

有機半導体レーザー・ダイオード技術の実用化を目指す「KOALA Tech」が1.5億円調達

company

2020年3月18日、株式会社KOALA Techは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

有機半導体レーザー・ダイオード(OSLD)技術の実用化を目的として設立した、九州大学発のベンチャー企業です。

現在利用されているレーザーの多くは無機物質を使った無機半導体レーザーです。

無機半導体レーザーには、特定の波長の発振の実現が困難であるという課題がありましたが、有機半導体レーザーでは可能です。

これにより、特に⽣体内の特定の物質を検出するバイオセンサーの光源として⽤いることが可能となります。

また、極めて高い色純度を利用した超高階調なディスプレイの実現も可能となります。

今回の資金は、チーム強化や、協業のための潜在顧客との技術検討の推進に充当されます。

大学発ベンチャーは、イノベーションの担い手として高く期待されています。

平成30年度において存在している大学発ベンチャーは2,278社で、平成29年度から185社増加しており、まだなお増加することが予想されています。

しかし研究開発型ベンチャーは、事業化までの道のりが長く、ビジネスとして続けていくことに高いハードルがあります。

そのため、事業企業などとの連携や、VCの出資や支援などによる成長の加速が必要となっています。

事業の成長に資金調達が必要となる場面は多くあります。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 実用化 技術 株式会社 研究開発
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

愛犬のためのカスタムフードサービス「Buddy FOOD」など提供の「Buddycare」が資金調達
2022年4月25日、Buddycare株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Buddycareは、愛犬のためのカスタムフードサービス「Buddy FOOD(バディーフード)」の提供や、…
落とし物クラウドを提供する「find」が7,500万円調達
2023年5月19日、株式会社findは、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 findは、落とし物クラウド「find(ファインド)」を開発・提供しています。 落とし物にまつわる…
牡蠣の人工種苗生産・販売から養殖技術までを手がける「リブル」が1億円調達
2022年2月1日、株式会社リブルは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 牡蠣の人工種苗生産・販売から、養殖・販売・スマート漁業化まで、牡蠣関連事業に取り組んでいます。 今回の資金は、…
コミュニティ・タッチ・ツール「commmune」提供の「コミューン」が4.5億円調達
2020年9月28日、コミューン株式会社は、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業とユーザーをつなげるコミュニティ・タッチ・ツール「commmune(コミューン)」を提供…
歯科特化の事務代行サービスを提供する「SABU」が1億円調達
2022年11月4日、株式会社SABUは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SABUは、歯科専門クラウドバックオフィス(オンライン事務代行)サービス「SABU」を提供しています。 歯…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集