ローリスクで起業するための22のネタ・アイデアをご紹介。ローリスク起業のポイント
ローリスクで起業するためのネタ・アイデアはたくさんある!オンラインのみ、自宅開業、無料でもできる!
「いつかは起業してみたい」と思っている読者の方は少なくないでしょう。しかしながら、問題になるのは、どんなネタ・アイデアで起業すれば良いのか、ということです。「自分ではなかなかネタ・アイデアが思いつかない」という方もいるのではないでしょうか。また、ネタが思いついても、「よりローリスクに起業できる方法はないかな」と思われている方もいるでしょう。
そこで本記事では、ローリスクで起業するためのポイントや、起業するためのネタについてご紹介します。
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この記事の目次
ローリスクで起業するためのポイント
ローリスクで起業できるネタを探す前に、どんなネタで起業するに当たっても役に立つであろう、ローリスクで起業するためのポイントをお伝えします。
最小限の資金で始める
最小限の資金でビジネスを開始し、徐々に規模を拡大していくことは、ローリスクで起業するための鉄則です。
特にコストがかかるのが、固定費です。最初から立派なオフィスを借りてスタートするのではなく、自宅やシェアオフィスを借りるなどして家賃を抑えましょう。
また、人件費も多くかかってしまうので、人件費も最初はなるべく抑えましょう。最初はなるべく一人で事業を立ち上げるか、オンライン秘書・アシスタントサービスなどを使うなどして人件費は抑えられます。
最高の形は、自宅でパソコン一台、スマホ一台で起業することです。ホームページやSNS、メールアドレスなどはすべて無料で作成できます。それらを武器に、営業やマーケティング、販売活動を始めれば、無料でも起業することはできます。
起業するには「登記が必要」と思われている方もいるかもしれません。しかし、個人事業主として事業を開始するのであれば、「個人事業の開業・廃業等届出」を提出するだけで済みます。お金はかかりません。ただし、法人としてスタートするのであれば、別途お金がかかります。そのため、ローリスクで起業するなら、まずは個人事業主としてスタートすることをおすすめします。
最初は副業として始める
最初は副業としてビジネスを始めると、本業からの安定した収入があるため、ビジネスが最初は利益を生み出さなくても生活に困ることがありません。この安定した収入が、ビジネスの成長や安定するまでの橋渡しとなります。
また、副業としてビジネスを始めることで、市場をじっくりとテストし、ビジネスモデルの調整や改善を行いながら、リスクを最小限に抑えて事業を展開することが可能です。失敗しても、全てを失うわけではないので、より大胆な試みも可能になります。
そのため、あなたが今、会社員として働いているのであれば、まずは自宅でオンライン副業からスタートしてみる、あるいは週末起業の形で副業をスタートしてみる、ほうがローリスクで起業するためにはおすすめの方法、ということです。
どうしても資金が必要なら、公的機関から融資を受ける
リスクを最小限まで抑えたいと考えている方でも、「どうしても最初にまとまった資金が必要になる」という方もいるでしょう。そうした方はまず、公的金融機関である日本政策金融公庫の創業融資を受けましょう。
日本政策金融公庫の創業融資なら、低い利率で、担保・保証人なしでも融資を受けられます。例えば、「新創業融資制度」であれば、最大3,000万円までの融資を受けられます。
資金が必要な方はまず、日本政策金融公庫の窓口に相談してみてください。
ローリスクで起業するための22のネタ・アイデア
ローリスクで起業するためのネタ・アイデアをご紹介します。
コンサルティングサービス
あなたが専門とする分野での知識を活かして、個人や企業に対してコンサルティングサービスを提供します。特に、デジタルマーケティング、財務計画、キャリアアドバイスなどの分野が人気です。
コンサルティングサービスは自宅でパソコン一台、スマホ一台あれば始められます。ローリスクで起業できる事業として人気を集めています。
ライティングやデザイン
ウェブサイトのコンテンツ制作、ブログ記事の執筆、グラフィックデザインなど、クリエイティブなスキルをオンラインで提供します。需要は常に高く、スキルを持つ人には良い機会があります。
こちらも自宅でパソコン一台、スマホ一台で始められます。クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトで仕事を受注しやすい点もおすすめポイントです。
オンライン教育やコーチング
語学教育、プログラミング、音楽教育など、特定のスキルや知識をオンラインで教えるビジネスです。個別指導やコース形式でサービスを提供することが可能です。自らができることの範囲で教えれば、どんな方でもオンライン教育事業をスタートできるチャンスはあります。
オンライン教育・コーチング事業も、パソコン一台、自宅でスタートできるローリスク事業です。
せどり・物販
ニッチな商品を対象にした小規模なオンラインショップを開設し、販売します。注文が入ってから仕入れるドロップシッピングモデルを利用すれば、在庫を持つリスクを減らすことができます。
在庫リスクはありますが、小さく始めればそこまでリスクが大きいものでもありません。
ハンドメイド商品の販売
「Etsy」や「Amazon Handmade」などのプラットフォームを利用して、自作の工芸品やアート作品を販売します。独自性の高い商品であれば、特定の市場で人気を博す可能性があります。また、自らオンラインショップを作って販売してみても良いでしょう。手作りで何かを作るのが好きな人におすすめの起業ネタ・アイデアです。
デジタルプロダクトの販売
写真、イラスト、テンプレート、ソフトウェアなどのデジタル商品を作成し、オンラインで販売します。一度作成すれば、継続して収益を生む可能性があります。
写真やイラストはデジタルデータとして作成するのであればほとんどお金はかからないでしょう。それを販売するのにも、SNSや既存のオンラインプラットフォームなどを活用すればほぼお金はかかりません。
ソーシャルメディアマーケティング代行などのデジタルマーケティング事業
中小企業や個人事業主を対象に、ソーシャルメディアアカウントの管理やコンテンツ制作を行います。この分野は、特にデジタルマーケティングスキルを持つ人にとって、大きなチャンスがあります。
パソコン一台と自宅のスペースがあれば誰でもローリスクでスタートできる事業です。
最近では、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトでも案件が多数出ているので、そうしたサイトをチェックして仕事を受注してみてください。
他にも、SEOやデジタル広告運用代行など、デジタルマーケティング関連の事業は自宅でパソコン一台で開業できる事業が多いです。ローリスクで起業したい方はまず、そうしたデジタルスキルを身につけてみるのもおすすめです。
サブスクリプションベースのサービス
特定の趣味や興味に基づくサブスクリプションサービスを提供します。例えば、グルメ食品、美容商品、手工芸品などが人気です。
自らの趣味に基づくもので、そこまで大きくコストがかからないものから始めてみると良いでしょう。
オンラインサロン
昨今人気があるオンラインサロンサービスを提供してみるのはいかがでしょうか。自らのノウハウに需要があるのであれば、価格設定次第でさまざまな顧客を獲得できるでしょう。
自分の仕事の知識やノウハウを教えるオンラインサロンが特に始めやすく、人気です。デザインや動画編集、英語など、自分のノウハウに自身ががある人におすすめです。
オンラインサロンも、パソコン一台、スマホ一台あればいますぐにでもスタートできる事業です。オンラインサロンプラットフォームも充実していますので、まずは試しに始めてみてはいかがでしょうか。
モバイルアプリ開発
ニッチな市場や特定の問題を解決するモバイルアプリを開発します。初期投資を抑えるために、最小限の機能を持つプロトタイプから始め、ユーザーのフィードバックを基に改善を続けます。
プログラミング技術がある方であれば、パソコン1台で自宅にいても始められる事業です。実際、多くの方がモバイルアプリ開発を副業で受託されています。案件受注は、各種クラウドソーシングサイトでも可能です。
エコフレンドリー製品の販売
環境意識の高まりに伴い、サステナブルな材料を使用した製品や、エコフレンドリーなライフスタイルをサポートするアイテムの需要が増えています。このトレンドに乗じた製品の販売は、良いビジネスチャンスになります。
パーソナライズ商品の販売
カスタマイズ可能な商品やパーソナライズサービスは、消費者の間で人気があります。例えば、名前入りのジュエリーやカスタマイズできるノートブックなどです。顧客の個人的なニーズに応えることで、市場での差別化を図ることができます。
オンラインアシスタント・秘書サービス
企業や個人向けに、電話応対、メール管理、スケジュール調整などのオンラインアシスタント・秘書サービスを提供します。特にリモートワークが普及した現在、この種のサービスの需要は高まっています。こちらもパソコン一台、自宅でも開業できるローリスク起業のネタ・アイデアです。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスには、こうした案件もありますので探してみてください。
アフィリエイト
自身のブログやソーシャルメディア(エックスやインスタグラム、YouTubeなど)チャンネルを通じて、他社の製品やサービスを紹介し、販売促進を行います。成果に応じて報酬を得ることができ、ローリスクで始められるビジネスモデルです。
コンテンツ制作と販売
専門的な知識や情報を活かして電子書籍、オンラインコース、ウェビナーなどのコンテンツを制作し、販売します。特定の分野における専門知識があれば、高い付加価値を提供することが可能です。
イベントプランニング
オンラインまたはリアルのイベントの企画・運営を手がけます。企業イベント、ウェディング、パーティーなど、様々なニーズに応えることができるため、多方面からの需要が期待できます。
こちらもパソコン一台、スマホ一台、自宅にいても始められるローリスクな起業ネタ・アイデアです。
ペット関連サービス
ペットの世話、ペットシッティング、ドッグウォーキングサービスは、ペットオーナーの間で常に需要があります。また、ペット用品のオンライン販売やカスタムメイドのペットアクセサリー製作も考えられます。
リサイクルやアップサイクル製品の販売
環境への意識が高まる中、古着や家具などのリサイクル品、またはこれらを再加工したアップサイクル製品の販売は、持続可能なビジネスモデルとして注目されています。
特に、リサイクル事業は仕入れにお金がかかりません。顧客からもらった品物を商品として販売するので、ローコストで起業するにはぴったりの事業です。
ローカルガイドサービス
観光地や都市でのローカルガイドサービスを提供します。特に文化、歴史、アウトドア活動に特化したツアーは、訪問者に独特の体験を提供できます。
また昨今、訪日外国人が増えてきているため、語学力があれば外国人向けにも展開ができます。
家庭用品や個人用品の修理サービス
電子機器、家具、衣類など、日常生活で使われるさまざまな商品の修理サービスを提供することで、廃棄を減らし、持続可能な消費をサポートできます。
パーソナルトレーニングやウェルネスコーチング
健康とフィットネスに関するサービスは、個人のウェルビーイングに焦点を当てる傾向が強まっています。オンラインまたは対面でのパーソナルトレーニング、栄養相談、マインドフルネスセッションなどが考えられます。
レンタルサービス
特殊な機器やレアなアイテムをレンタルするビジネス。例えば、高価なカメラ機材、キャンプ用品、パーティー用の独特な装飾品など、特定のイベントや趣味に関連するアイテムのレンタルです。
自ら持っている商品を貸し出せば、ローリスクでスタートできる事業です。最近では車を気軽に貸し出せるサービスなども出てきているので、誰でも始めやすいでしょう。
ローリスクな起業ネタ・アイデアで起業しましょう
以上、ローリスクに起業するためのポイントや、アイデアをご紹介しました。ぜひ本記事を活かして、起業してみてください。
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(編集:創業手帳編集部)