【速報】2/5開催 Japan Venture Awards 2018受賞者は高齢者・障害者を様々な角度から支援する株式会社ミライロ!

創業手帳編集部が速報レポートをお届け!

(2018/02/05更新)

2000年の開催以来、268名もの志高いベンチャー企業経営者が受賞している「Japan Venture Award」。
本日開催されたこのイベントに、創業手帳編集部が潜入取材!今回は、ピッチや表彰式の様子をお届けします。

「Japan Venture Awards」とは

「Japan Venture Awards」とは、革新的かつ潜在成長力の高い事業や、地域の活性化に関する事業を行う、志の高いベンチャー企業経営者を称える表彰制度です。2000年の開催以来、268名ものベンチャー企業経営者が受賞しています。

授賞式当日は、著名人が参加するパネルディスカッションといった内容とともに、多数の応募者から選ばれた気鋭の起業家・将来有望なベンチャーキャピタリストが集結し、各賞の授賞式が行われます。

エンジェル投資家が集結!パネルディスカッション

写真向かって左から、池田弘 氏、國土晋吾 氏、高野真 氏、千葉功太郎 氏

第一部では、日本で活躍するエンジェル投資家4名が登壇。「スタートアップとエンジェル投資の未来像」をテーマに熱いディスカッションを繰り広げました。

4名が共通して感じていたのは、「エンジェル投資家を含めて、ベンチャー企業を取り巻く環境がどんどん成長してきている」ということだそうです。「エンジェル投資家は様々な企業と関わるので、投資家から見ると、多くの知見に触れることができます。ベンチャー企業に投資する際にも、この知見を活かしていきたい。」とのこと。
これからも、ベンチャー企業とエンジェル投資家の市場に注目が集まりそうです。

「Japan Venture Award 2018」ノミネート企業

本イベントのノミネート企業をご紹介。ファッションや飲食店、知能ロボットコントローラの開発など、今年も様々な分野からノミネートしています。

株式会社エアークローゼット 代表取締役社長 兼 CEO 天沼 聰氏

日本初の普段着に特化した女性向けファッションレンタルサービス「airCloset」を運営。プロのスタイリストが個人に合わせた服を、注文者の自宅に届ける事業を行なっている企業です。

株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内 俊哉氏

ユニバーサルデザインのコンサルティング(施設、製品、デザイン)を行なっている企業。障害者専門の調査サービス「ミライロ・リサーチ」を活用して、高齢者や障害者など様々な方と向き合う際に適切な行動をするための「ユニバーサルマナー検定・研修」を提供しています。

株式会社Liquid 代表取締役 久田 康弘氏

生体認証・画像認識技術の観点で社会の革新を目指している企業です。ATM・各種決済の場・ドアの解錠など、本人確認が必要なあらゆる場面を手ぶらで行える、クラウド型生体認証サービス「PASS」を提供・運営しています。

株式会社MUJIN CEO 兼 共同創業者 滝野 一征氏

「ロボットの知能化によって、人間の生活の質を良くしたい」という想いのもと、事業を展開している企業です。世界トップレベルのAI技術によって、ロボットが「見て」、「自律的に動く」ことを可能にするなど、製造や物流の世界で、過去に前例がないロボットによる自動化を進めています。

株式会社ツーセル 代表取締役社長 辻 紘一郎氏

体性幹細胞の一種である、間葉系幹細胞(MSC)をターゲットとし、MSC周辺の培養技術や再生医療システムの構築に取り組んでいます。
大学・大手製薬企業の協力を得て、再生医療の産業化を目指しています。

株式会社minitts 代表取締役 中村 朱美氏

「飲食店でも私生活を両立できる環境を実現したい」という想いのもと、飲食店の働き方革命を目指している企業です。
「1日100食限定」がコンセプトの飲食店「国産牛ステーキ丼専門店 佰食屋」「佰食屋すき焼き専科」「佰食屋肉寿司専科」の3店舗を京都市内で展開しています。

コネクテックジャパン株式会社 代表取締役 CEO 平田 勝則氏

大手電機メーカーで長年技術開発を主導してきたエンジニアが主体となって創業した企業です。
従来の技術では実現不可能だったデバイスも、自社で実行されている世界初の技術で可能にしており、お客様のあらゆるニーズを実現しています。

株式会社光コム 代表取締役社長 福沢 博志氏

光コム形状測定システムの開発・製造・販売及びそれらを応用したスマートファクトリー推進事業を展開しています。

サンバイオ株式会社 代表取締役社長 森 敬太氏

脳梗塞、外傷性脳損傷、アルツハイマー病等、既存の医療・医薬品では対処できない中枢神経系領域の疾患を対象にした再生細胞薬の研究、開発、製造及び販売を手がけています。

いよいよ表彰式。受賞者はこの方!

経済産業大臣賞 株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内 俊哉氏

経済産業大臣賞は、株式会社ミライロの代表取締役社長 垣内 俊哉氏が受賞しました!
おめでとうございます!

各賞の受賞者は以下の通りです。

中小企業庁長官賞

株式会社MUJIN CEO 兼 共同創業者 滝野 一征氏
コネクテックジャパン株式会社 代表取締役 CEO 平田 勝則氏

中小機構理事長賞

株式会社ツーセル 代表取締役社長 辻 紘一郎氏
株式会社光コム 代表取締役社長 福沢 博志氏

JVA審査委員会特別賞

JVA審査委員長賞

株式会社Liquid 代表取締役 久田 康弘氏

バイオ産業推進特別賞

サンバイオ株式会社 代表取締役社長 森 敬太氏

ワークライフバランス推進特別賞

株式会社minitts 代表取締役 中村 朱美氏

eコマース推進特別賞

株式会社エアークローゼット 代表取締役社長 兼 CEO 天沼 聰氏

ベンチャーキャピタリスト奨励賞

写真向かって左から佐々木 浩史 氏、元木 新 氏

さらに、将来有望なベンチャーキャピタリストを表彰する「ベンチャーキャピタリスト奨励賞」にも、2名受賞されました。

プライマルキャピタル 代表パートナー 佐々木 浩史 氏

独立系ベンチャーキャピタル『インキュベイトファンド』のアソシエイトを務めるかたわら、シードアクセラレーションプログラム『Incubate Camp』を2012年より計5回の企画・運営を行い、投資先企業のサポート業務にも従事。

「志ある起業家の挑戦にいち早く気づき、その挑戦を支え続けるパートナーであること。」をモットーに、日本を代表する次世代産業の創出・育成にも尽力しています。

モバイル・インターネットキャピタル株式会社 ディレクター 元木 新 氏

日本技術貿易(株)にて、電器・情報分野の特許/論文情報を利用した調査コンサルティングに従事。技術の先行例調査、特許権侵害防止調査、最先端技術の動向/情報の収集・分析、知財戦略の構想策定・実行支援のコンサルティングを経て、現職。

起業家・弁理士・VCなどを交えた定期的なネットワーキングを実施し、知財関連ノウハウの共有に取り組んでいます。

ビズリーチ 南壮一郎氏によるスピーチ

最後は、株式会社ビズリーチ 代表取締役社長 南壮一郎氏によるクロージングキーノートが行われました。
モルガン・スタンレー証券の投資銀行部を経て、楽天イーグルスの創業メンバーとなった南氏。自身の高校生時代~現在までの経験から、ベンチャー企業にとって「3つのキーワード」が事業のヒントになる、と語っていました。

「一つ目は「やりたいことはすぐに行動に移す」です。考えているだけでは何も始まりません。二つ目は「大きな志で事業を進めていく」です。ベンチャー企業は大きな夢で動きます。そのことを忘れないでおきましょう。三つ目は「徹底的に歴史を調べる」です。仮に前例がないのであれば、国内外の業界の歴史・課題を徹底的に調べましょう。そうすることで、自ずと大きなチャンスに巡り会うこともありますよ。」

「Japan Venture Awards 2018 表彰式」概要

【日 時】 2018年2月5日(月)13:30〜 (13:00開場)
【場 所】 虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区虎ノ門)
【定 員】 500名
【主 催】 独立行政法人 中小企業基盤整備機構

(編集:創業手帳編集部)

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