らくちんな不動産管理を実現する「らくらく賃貸管理」 サービスにかける想いを聞いてみた

不動産管理ツール「らくらく賃貸管理」の概要と誕生エピソードを聞きました

(2020/01/20更新)

不動産業界に特化した業務支援クラウドサービスを提供するいえらぶGROUPが、「らくらく賃貸管理」という新サービスをリリースしました。物件や契約の管理、入出金の確認、送金作業、入居者や家主の対応など、複雑なオペレーションが求められる管理会社の業務を、「らくに、簡単に、ミスなく」管理できる画期的なツールです。

これまで、不動産業界にイノベーションを起こす数々の新サービスを打ち出してきたいえらぶGROUP。「らくらく賃貸管理」では、どんな変化を起こしていきたいと考えているのでしょうか。いえらぶGROUPの管理機能促進課・佐藤貴也氏に、サービスにかける想いを聞きました。

カンタンで安全性の高い賃貸管理を実現

ーまず、らくらく賃貸管理がどんなサービスか教えて下さい

佐藤:賃貸を管理するにあたって必要な契約、入出金、入居対応、物件の管理や、帳票の作成といった業務をクラウドで管理できるサービスです。

例えば契約管理は、新規契約から更新・解約まで一連の流れをカンタンに管理できます。入出金は、契約ごとにシステム上で管理可能なので、通帳と逐一つき合わせながらハンドリングする必要もなくなります。帳票もワンクリックで出力できるので、手間をかけずに作成できます。

ークラウド管理によってどんなメリットがあるのでしょうか

佐藤:1度入力したデータを他の業務でも活用でき、場面ごとに複数回同じ内容を入力する手間を省けるので、業務の効率化につながります。また、入出金進捗の管理をデータベース上で管理するので、ミスを軽減できるというメリットもあります。

万が一故障などでパソコン上の情報が消えても、クラウド上にデータが残るので情報の保全性に優れています。さらに、顧客の対応状況やクレーム履歴などを社内で共有できるので、対応ミスの軽減にも役立つでしょう。ほかにも、データを残すことで業務の引き継ぎをスムーズに行えること、契約書類の記載ミスを減らせるといった利点があります。

管理会社の激務を軽減するために生まれたツール

ーらくらく賃貸管理が生まれた背景について教えて下さい

佐藤:管理会社の業務フローについて勉強していく中で、賃貸管理を紙やエクセルで行っているケースが多いことを知りました。
管理会社の業務は、主に物件や契約の管理、入出金の確認、送金作業、入居者や家主の対応です。言葉にするとシンプルに見えますが、実際はかなりの激務です。特に繁忙期は、解約対応に入居対応、解約精算、退去の対応と、仲介会社とは比べ物にならないほどの仕事量になります。

これら様々な管理を紙やエクセルで行うとなると、ファイルがいくつも必要になりますし、管理する案件が増えれば増えるほど、その分ファイルも重くなります。契約の更新の管理も一苦労、というのが現状なのです。

また、紙やエクセルでの管理は、突然のファイル破損や、PCの故障によるデータ消失、第三者によるファイルの持ち出し、データの書き換えといったリスクが潜んでいます。正確で安定した賃貸管理を行うためには、紙やエクセルでは限界があります

一方で、業務の効率化や安全性を高めたい気持ちはあっても、高額なシステムを導入することが難しく、パソコン操作もそれほど得意ではないために、「慣れたエクセル管理のままでも…」と考えてしまう経営者の方も多いのではないでしょうか。

紙やエクセルで賃貸管理をしている会社が、もっと『らく』に、簡単に、ミスなく管理できるフィールドを作ることができないか

実務に沿った効率的なシステムづくりを目指し、管理会社の業務と真摯に向き合ってきた中で生まれたこの思いから、「らくらく賃貸管理」が誕生しました。

便利よりも使いやすさを重視したシステムの開発

ーユーザーにとってどのようなハードルを意識して開発したのでしょうか

佐藤:市場に出ている賃貸管理システムには複数種類ありますが、その多くは価格帯が月額数万円からと高めで、操作も複雑な傾向があります。そのため、紙やエクセル賃貸管理をしている管理会社にとっては、導入のハードルが高いかもしれません。

紙やエクセル を使っている会社からすれば、新しいシステム導入というのは大きな変化です。導入してみて実際に業務が効率化されるかどうかわからない状況で、システムに投資をし、自社で管理している情報を預けるのはなかなか勇気がいると思います。

そこで、「価格のハードルを下げ、操作性をもっと簡単にする」という点を重視して開発しました。らくらく賃貸管理は月額8,000円から利用でき、画面遷移を極力少なくして、トップページのみで大方の業務を行うことができます。

何でもできる便利さではなく、必要な機能だけを厳選した使いやすさが「らくらく賃貸管理」の特徴です。

「不動産会社のIT駆け込み寺」として不動産業界を変える

ーらくらく賃貸管理でどのような変化を起こしたいと考えますか

佐藤:わたしたちは「らくらく賃貸管理」が不動産管理システムのスタンダードになることを目指し、ゆくゆくは不動産業界全体を変えたいと考えています。

「らくらく賃貸管理」は、管理会社で働く皆さんの「時間の使い方」を大きく変えると思います。事務作業に割く時間を削減できれば、お客様やオーナー様に対する業務に費やす時間を増やすことができます。これにより管理離れの防止や、入居者の対応などを丁寧に行う余裕が生まれ、自然と管理会社の仕事の質が高まることに繋がるでしょう。

この変化が日本中の管理会社で起これば、管理業界全体を変えることができるのではないかと考えています。

不動産業界のIT化は遅延していると言われがちですが、システムを提供する側にも課題があります。ユーザーがシステム導入をためらう障壁をできるだけなくしていくことが、「不動産会社のIT駆け込み寺」を名乗るわたしたちの使命だと思っています。

らくらく賃貸管理には「らくちん」という愛称があります。

らくちんを導入して、管理業務が“らくちん” になりました

この声をたくさん聞きたいですね。

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(監修: いえらぶGROUP
(編集: 創業手帳編集部)

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