コロナ禍で注目を集める新サービス!電話の用件をチャットでお知らせする「マヤイ」を取材

業務効率化と生産性向上を実現!AIによる自動応答サービス、その人気の秘密とは?

新型コロナウイルスの感染拡大で、二度の緊急事態宣言が発令されました。リモートワークを検討・実施する企業が多い中、新たに生まれたサービスがコグラフ株式会社の「マヤイ」です。

マヤイは、リモートワークや創業間もない会社の業務効率化・生産性向上を後押しする自動応答サービスです。今回は、創業手帳代表の大久保が、コグラフ株式会社代表 森 善隆氏に、マヤイの開発経緯や特徴、今後の展望についてお伺いしました。

森 善隆(もり よしたか)
コグラフ株式会社代表

国内独立系ソフトハウスに入社し、システム開発エンジニアやチームリーダー、製品企画に管理職などを経験。その後、大手インターネットサービス企業へ転職。そして、企業内コラボレーションソフトウェアを企画・開発しているスタートアップ企業「リアルコム」に参画しプロダクトマネージャーを務める。2010年9月にコグラフ株式会社を設立、同代表取締役に就任。

インタビュアー 大久保幸世
創業手帳 株式会社 代表取締役

大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計100万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。

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AIによる自動応答サービス「マヤイ」とは?

画像出典元:「マヤイ」公式HP

大久保:森さんは元々エンジニアご出身ですよね?

森:そうです。エンジニアとして様々な製品の開発に携わっていたのですが、「いつかは自分で製品を作りたい」という気持ちがありました。同僚がスタートアップのCTOになったのをきっかけに、その会社のサポートを行う形でコグラフを立ちあげました。

今はスタートアップを中心に、ソフトウェア開発とデータ分析等のサービスを提供していますが、大手企業を含む実証実験や研究開発のサポートを行うこともあります。

大久保:貴社には、「AI×会話」での自社サービスや開発実績が多くあると聞いています。今回のマヤイは、具体的にどのようなサービスなのでしょうか?

森:マヤイは、AIを活用した電話の自動応答サービスです。24時間、電話対応を代行し、用件を書き起こしてチャットやメールでお知らせします。もちろん、着信日時や電話番号、架電者の情報や録音データも届きます。利用者はマヤイからの通知内容を確認して、必要な用件のみ対応することができます。

大久保:そうすると、たとえばリモートワークでオフィスに出社していなくても、代表電話の対応や用件の確認ができるということですね。

森:そうなんです。代表電話に対応する際オフィスにいる必要がなくなるので、リモートワークには最適のサービスだと思います。
リモートワークで代表電話を携帯に転送させることもあると思いますが、結局「誰が電話を取るのか」という問題があります。社内のメンバーが同じ空間にいるわけではないので、何となく「誰か取るだろう」と思って誰も取らないか、特定の人に対応が集中する、なんてことも。

また、創業して数年経つと営業電話が増えて来るので、その対応の手間や工数を削減できたりもします。マヤイのビジネスプランでは、指定の電話番号からの受電を拒否することができます。営業電話など不要な電話をブロックしたい場合は、この機能を使えば解決します。発信元を分類してくれるだけでも助かりますよね。

大久保:書き起こしの精度はどうでしょうか?

森:書き起こしには複数のエンジンを使用していて、独自のエンジンを中心に機械学習を進めています。どれを使っても50~70%位の精度ですが、ぴったりハマると90%位の精度になります。精度を100%にするにはまだまだ時間がかかるのが実情ですが、そこから抜け出すために独自のエンジンや独自のアルゴリズムを用いています。

大久保:重要な用件であれば、録音データを聞いて確認しても良いですしね。

森:そうですね。正直「AIって精度的にどうなの?」と言う方もいらっしゃいます。改善点もありますが、「ちょっとユニークなサービス」として、成長過程を楽しんで頂ければと思います。

大久保:電話の件数や内容を「可視化」できるのも嬉しいですね。

森:マヤイの書き起こしデータを数値化して蓄積しておけば、対応にかかっていた工数を定量的に把握することができると思います。コストや傾向が分析しやすくなるだけでなく、そこから業務改善や効率化にも繋げられますね。

きっかけはスタートアップ社長の「声」。マヤイに込められた想い

画像出典元:「マヤイ」公式HP

大久保:マヤイの開発を志したきっかけを教えてください

森:実は、3年前から「AI×会話」による、企業の研究開発や実証実験をさせて頂いていましたが、きっかけになったのは、あるスタートアップ企業の社長さんの声でした。

2020年に新型コロナウイルスが流行しはじめた頃、その社長さんが「電話番のために会社に来てます!」といった内容をFacebookに投稿していました。コロナ禍で出社人数を制限しているにもかかわらず、電話番のために出社しなければならないという状況に、「AIの力で改善できるのではないか」と感じました。

そこで、2020年の4月に自動応答サービス「マヤイ」をリリースしました。

コロナ禍の変化やリモートワークにどう対応するか

大久保:リモートワーカーに向けて、アドバイスを頂けますか?

森:一番は「心身ともに健康でいましょう」ですね。体の不調はすぐに分かりますが、メンタルがむしばまれている状態というのは、本人が気付けていないことも多くて。リモートワークも良いですが、たとえば強引にでもオフィスに来る日を作ると改善することもあります。

弊社だと、出社しても安心して働けるように環境を整備(座席のソーシャルディスタンス確保など)したり、社員同士の交流を促進するバーチャルスペースを活用して、ちょっとした打合せや雑談ができるようにしています。
仲間と顔を合わせてコミュニケーションできるだけで、リフレッシュにも繋がると思います。

リモートワークは、働く方は働き過ぎてしまうこともあると思うので、適度に息抜きをして、心身を大切にして欲しいです。

「マヤイ」今後の展望

画像出典元:「マヤイ」公式HP

大久保:今後のマヤイの展望を教えてください。

森:「電話の一次対応」に特化していくためにも、ユーザーの利用シーンや用途をしっかりと分析しながら、全体の精度をあげていきたいです。それ以外にも、業種や業態にあわせて応答内容のバリエーションを増やす等の展開を考えています。

ユーザーからの声をもとに、弊社の得意とする「AI×データ分析とソフトウエア開発」の総力を結集して、サービスの改善や機能の追加を進めていくつもりです

大久保:技術面以外での今後の展望はどうお考えですか?

森:直近では、リモートワーク中はもちろん、業務中に突然割り込んでくる電話への対応をマヤイにお任せ頂いています。あらゆる企業の「ちょっとした負担」を取り除いていきたいと考えています。仮に1日に20件の営業電話が掛かってくるとして、1件の対応に3~5分かかるとしたら、合計で60~100分の時間が取られることになります。1時間も不要な電話対応に時間を割くのは勿体ないです。

また、「代表電話は固定電話」という固定概念がありますよね。固定電話以外の選択肢が増えてきた中でも、起業家の方は電話で悩む方が多くいらっしゃいます。代表電話の新しいソリューションとして、「創業する際の電話の標準」としてマヤイを選んで頂ける様にして行きたいです。

大久保:私自身、創業時に電話代行を利用して、とても助かった経験があります。

森:「代表電話がある安心感」ってやはり大きいと思うんです。創業時に電話は欠かせないですよね。ただ、数名規模だとそもそもリソースが足りない中で、「いつ、誰から、どんな用件でかかってくるか分からない電話の対応をしなければならない」というのは、とても負担になると思います。

サービス開始当初は、100~300名くらいの規模感の企業のニーズが高いと想定していたのですが、実際は、規模感の小さい所からの問い合わせも多くいただいています。リソースが少ない所は月に何百件も電話が掛かってこないので、マヤイの月額0円や月額500円のプランで済むんです。その方が人件費より全然安いですよね。

大久保:自社サービスは、受託とは違った感慨深いものだと伺いますが…。

森:お客様と一緒に育てて行くことが出来るので、よりモチベーションがあがるのは確かですね。特にクラウドサービスは、改善していくとよりサービスに愛着が沸きます。「会話を含めたユーザー体験を極限まで上げていく」という所を目指して頑張っていきたいです。

大久保:マヤイは企業の抱える課題を解決するサービスではありますが、凄くシンプルな設計ですよね。

森:はい。その点はかなり意識しています。社内では「どんな人でも使える設計や分かりやすいサービスにしよう」ということを、共通認識にしています。ITサービスに詳しくない人でも、サポートなしで使いこなせる位に、先々も「シンプルで分かりやすい」を貫きたいです。

大久保:ありがとうございました。

コロナ禍で生まれた新サービス「マヤイ」。リモートワークを取り入れた企業だけではなく、スタートアップ企業にも嬉しいメリットが沢山ありました。

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    (スタンダードプランでは、月々50件の受電が対応できます。
    51件目からは受電1件あたり50円が請求されます)

(取材協力: コグラフ株式会社/代表 森 善隆
(編集: 創業手帳編集部)

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