注目のスタートアップ

社債発行・購入プラットフォームを運営する「Siiibo証券」が資金調達

company

2025年4月16日、Siiibo証券株式会社は、資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約16億円となります。

Siiibo証券は、社債発行・購入プラットフォームを運営しています。

少人数私募の仕組みを利用した社債発行により、資金ニーズのある発行企業と投資家を直接つなぐ、社債に特化したネット証券です。

今回の資金調達により、投資家に向けて社債で分散投資できる新商品「おまとめ債」を拡販します。企業に向けては、社債の発行額を拡大し、資金調達の促進を進めます。


スタートアップや中小企業にとって、資金調達方法の多様化は事業の成長と持続可能性を支えるうえで非常に重要です。ひとつの手段に依存するリスクを避け、状況に応じて柔軟に資金を確保できる体制を築くことが求められています。

まず、銀行融資だけに頼ると、業績が安定していない時期や担保が不十分な場合に資金調達が困難になる可能性があります。一方で、エクイティファイナンスやクラウドファンディング、ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家などの多様な資金調達手段を組み合わせ、さらに補助金・助成金などの公的支援も活用することで、資金繰りの安定化が期待できます。

少人数私募債は、社債の一種で、50人未満の限られた投資家を対象に非公開で発行される債券です。

金融機関からの信頼を得やすく信用補完に活用できる点や、財務内容を開示せずに発行できる点、社債であるため株式とは異なり経営権が希薄化しない点などのメリットがあります。

スタートアップの成長には戦略的な資金調達が欠かせません。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、クラウドファンディングを成功させるためのノウハウや、VCから出資を受けるための方法などを掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Siiibo証券 シーボ ネット証券 プラットフォーム 少人数私募 少人数私募債 投資家 株式会社 発行 社債 私募 証券 資金 資金調達 運営
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

高精細小型SAR衛星の「QPS研究所」が8.65億円調達
2020年11月5日、株式会社QPS研究所は、総額8億6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発した小型衛星用の大型軽量アンテナにより、従来の衛生の20分の1の質量、100分の1…
AIを活用したマーケティング・クリエイティブ提供サービス「AIR Design」提供の「ガラパゴス」が2.2億円調達
2020年5月21日、株式会社ガラパゴスは、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マーケティング・クリエイティブ提供サービス「AIR Design」を提供しています。 AIを…
VR/AR領域のイベント企画・制作や新規事業開発支援などの「HIKKY」と「ビームス」がxR領域で業務提携
2020年11月19日、株式会社HIKKYは、株式会社ビームスは、業務提携契約を締結したことを発表しました。 HIKKYは、VR/AR領域において大型イベントの企画・制作・宣伝や、パートナー企業との合…
「ベネッセホールディングス」がUX起点の事業成長・成果創出を支援する「ビービット」と資本業務提携
2023年5月26日、株式会社ベネッセホールディングスは、株式会社ビービットと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ビービットは、UX起点の事業成長・成果創出を支援しています。 経営者から一…
人事の専門家を検索できるサイト「カオナビキャンパスLab」がリリース
2023年3月29日、株式会社カオナビは、「カオナビキャンパスLab」をオープンしたことを発表しました。 「カオナビキャンパスLab」は、人事コンサルタントや社会保険労務士などの専門家を得意領域で検索…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集