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病院特化型の地域医療連携管理ツール「foro CRM」などを提供する「メダップ」が1.3億円調達

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2025年3月12日、メダップ株式会社は、1億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

メダップは、病院特化型の地域医療連携管理ツールである「foro CRM」と、Web紹介予約システム「refery」を提供しています。

「foro CRM」は、地域医療連携に特化した連携活動サポートツールです。

ひとつのツールにデータを統合することで、地域医療連携における効果的な戦略・施策提案や振り返りを誰でも簡単に実行できる環境を提供しています。

今回調達した資金は、新サービスの開発および普及の加速に活用します。


地域医療連携とは、地域の医療機関が、それぞれの役割や専門性を生かしながら医療機能を分担し、患者にとって最適な医療を提供する取り組みです。

この連携が求められる背景には、大病院への患者集中によるリソース逼迫と、地域の医療機関のリソース未活用という課題があります。少子高齢化の進行により医療ニーズが増大する中、この偏りを解消しなければ、適切な医療提供が難しくなる可能性があります。

そのため、患者の紹介・逆紹介を通じ、適切な医療機関へと振り分ける体制の整備が必要です。その実現には、医療機関間のスムーズな情報共有が不可欠です。

メダップはこうした課題に対応するため、病院向けの地域医療連携管理ツール「foro CRM」を提供しています。

事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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