【経済産業省】オープンデータプラットフォーム「地域経済分析システム(RESAS)」新システム提供開始

tool

2025年3月7日、経済産業省は、「地域経済分析システム(RESAS)」の新システムの提供を開始したことを発表しました。

地域経済分析システム(RESAS)は、経済産業省と内閣官房が2015年から提供しているデータプラットフォームです。

地域経済に関する官民のビッグデータを地図やグラフとして提供しています。

提供する分析メニューは、人口・産業構造に関する政府統計や、全国の約750万事業所の立地データ、全国12万件の観光資源情報、全国のスーパー・ドラッグストアにおける販売実績データなど多岐にわたります。

今回の新システムは、描画速度の向上、画面遷移を要する類似メニューの集約、スマートフォン対応などの利便性の向上、搭載データの精緻化などの分析機能の高度化を実現しています。

今後もニーズにもとづき、システムの改善や高度化を進めていく予定です。


経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進まなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘しています。これを「2025年の崖」と呼びます。

DXとは、データとデジタル技術を活用して企業そのものを変革し、競争力を高める取り組みのことです。

データ活用というと、自社に蓄積されたデータを分析し、それを活用することをイメージする方が多いかもしれません。

もちろん、これも重要なデータ活用のひとつですが、政府・自治体が公開しているオープンデータや、販売されているデータの活用も、競争力向上において重要な要素となります。

「地域経済分析システム(RESAS)」は経済産業省と内閣官房が提供しているデータプラットフォームです。

地域経済に関するさまざまな分析が可能であり、マーケティング、観光、地域経済循環、農林水産業、医療・介護など、さまざまな分野におけるデータ活用に貢献しています。

DX推進によりデータの活用が進んでいます。またデータ分析の効果を最大化させるには、データ活用を前提とした業務環境を整えることも重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 便利なサービス
関連タグ RESAS オープンデータ データプラットフォーム ビッグデータ プラットフォーム 地域経済分析システム
詳細はこちら

国内最大級のオープンデータプラットフォームである地域経済分析システム(RESAS)の新システムの提供を開始しました

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

誰でもサブスクを始められるプラットフォーム「SubscLamp」がリリース
2019年9月9日、株式会社インタースペースのグループ会社である株式会社ストアフロントは、「SubscLamp(サブスクランプ)」をリリースしたことを発表しました。 誰でもサブスクリプション(定額・会…
マルチモバイル決済プラットフォーム「elepay」などを展開する「ELESTYLE」が「三井住友カード」と資本業務提携
2024年3月4日、ELESTYLE株式会社は、三井住友カード株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 モバイル決済ソリューションを中心としたFintechの領域の推進における協業につ…
AIマーケティングの「Roboma」とマーケティング・プラットフォーム「AD EBiS」が連携
2019年9月17日、RoboMarketer株式会社は、「Roboma(ロボマ)」において「AD EBiS(アドエビス)」と連携したことを発表しました。 「Roboma」は、AIマーケティング・広告…
定額制の多拠点居住プラットフォーム「ADDress」を運営する「アドレス」が資金調達
2022年12月6日、株式会社アドレスは、株式会社ボルテックスへの第三者割当増資と、株式会社静岡銀行からの新株予約権付融資により資金調達を実施したことを発表しました。 また、サービス産業生産性協議会が…
検索型FAQシステム「Helpfeel」提供の「Nota」が6億円調達 「株式会社Helpfeel」に社名変更
2022年9月5日、Nota株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年10月1日から、株式会社Helpfeelに社名を変更することも併せて発表しています。 Not…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集