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訪問看護・介護のDXを推進する「CareMaker」が1億円調達

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2025年2月5日、株式会社CareMakerは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

CareMakerは、訪問看護ステーション「くるむ」事業を通じて培った現場の知見を活かし、業界に特化したSaaS「CareMaker(ケアメーカー)」を開発・提供しています。

「CareMaker」は、主に訪問看護・介護におけるスケジュール管理を効率化する機能を提供しています。

2025年4月1日に「CareMaker」のフルリニューアルを控えています。

また、訪問看護ステーション「くるむ」を核とした実業モデルの大規模化、リアルと・デジタルの融合をさらに強化する計画です。


訪問看護や訪問介護の現場では、効率的な訪問スケジュール作成がサービスの質を大きく左右します。人的資源を最大限に活用するためには、綿密なスケジュール管理が不可欠です。

しかし、その作成作業は多岐にわたる要素を考慮する必要があり、担当者の負担は大きいものです。訪問先の希望時間、スタッフのスキル、移動ルートの最適化など、考慮事項は多岐にわたり、時間と労力を要します。

さらに、この作業は複雑で専門的な知識が求められるため、担当者の経験やスキルに依存しがちです。そのため、業務が特定の人に集中し、属人化やヒューマンエラーのリスクも高まります。

高齢化が進む日本では、訪問看護・介護のニーズは増加の一途を辿っています。効率化、自動化、省力化は、業界全体の課題として、喫緊の課題となっています。

CareMakerはこのような背景のもと、訪問看護ステーションを運営して培った現場目線を武器に、訪問看護・介護のスケジュール作成を自動化するSaaS「CareMaker」を開発・提供しています。

さまざまな業界でデジタル化などにより業務効率化が進んでいます。創業期は予算の問題から大規模なシステム導入は難しいかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することでかなりの負担軽減が可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム導入には資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。

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カテゴリ 有望企業
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