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2025年1月17日難治・希少疾患に注力した研究開発型の創薬ベンチャー「ジェクスヴァル」が3億円調達 「アルフレッサ ホールディングス」と業務提携
2025年1月16日、株式会社ジェクスヴァルは、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。
アルフレッサ ホールディングス株式会社との間で、資本および業務の提携に関する基本合意書を締結しています。
ジェクスヴァルは、難治・希少疾患に注力した研究開発型の創薬ベンチャーです。
独自のAI駆動型ファーマコインフォマティクス技術(RePhaIND)を活用して医薬品候補物質の潜在的な価値を見出し、臨床開発に取り組んでいます。
今回の資金調達により、パイプラインであるGXV-0012の臨床開発の加速と、事業拡大などを進めます。
創薬の出発点となる化合物探索は、多数の候補化合物データベースから有望なものを選び出し、専門家の知見を活かして実験を進める重要なプロセスです。この工程には2年から4年もの期間を要することが一般的であり、多大な時間と労力がかかるうえ、薬の開発が成功する保証もありません。さらに、創薬には巨額のコストが伴い、その成果を事前に正確に予測するのは困難であるため、開発期間と費用は長らく創薬企業にとって大きな課題となっていました。
近年、核酸医薬、細胞治療、遺伝子治療といった新たな医薬品や治療法が実用化されるなど、研究の進展により創薬分野は大きく変化しています。しかし、その一方で研究の難易度は上昇し、新薬開発の成功確率は低下しているのが現状です。このため、創薬プロセスを抜本的に効率化する技術が強く求められるようになりました。
AI創薬は、そうした課題に対応する基盤技術として注目されています。AI技術を活用することで、膨大な化合物データの解析や新たな候補化合物の発見を迅速かつ効率的に進められる可能性が広がっています。この革新的なアプローチは、創薬プロセスの時間短縮やコスト削減に寄与し、医薬品開発の未来を大きく変える力を秘めています。
ジェクスヴァルのRePhaINDは、医薬品・医薬品候補物質、標的、疾患との間の路の関連性を効率的に見出すことを可能にするAI駆動型の独自技術プラットフォームです。この独自技術を活用し、難治・希少疾患を対象に、製薬企業とのパートナリングを通じて、研究開発を行っています。
研究開発を主体としたビジネスでは、ビジネスとして軌道に乗るまでの研究開発費用が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
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