注目のスタートアップ

習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営する「WizWe」が資金調達

company

2024年12月23日、株式会社WizWeは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、⼩野デジタルヘルス投資合同会社です。

WizWeは、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営しています。

社会心理学・行動経済学の専門家が、4万人の行動データから導き出した習慣形成理論を用いた行動継続プラットフォームです。

習慣化サポーターとユーザ間で会話による親密な関係(ラポール)を築くことで、離脱因子を取り除き、行動継続を促します。

今回の資金調達を通じて、⼩野デジタルヘルス投資合同会社との協力関係を強化し、小野薬品の製品・サービスと「Smart Habit」を組み合わせ、新たな価値を創出していきます。


習慣とは、精神的な負担を感じることなく特定の行動をくり返す状態のことです。

たとえば私たちは日々歯磨きをしますが、始めることに抵抗を感じたり、どこをどう磨くかを毎回考え込んだりすることはありません。これはくり返し行動する中で脳がそのパターンを効率化し、自動化しているためです。

中長期的な目標を達成したいと考える場合、目標に向けた行動を習慣化することで成功率が向上すると考えられます。しかし、多くの人にとって習慣化を実現することは容易ではありません。これは、人間が現状維持を好む保守的な性質を持ち、大きな問題がない限り環境や行動を変えようとしないためです。

このため、習慣化を助けるメソッドが数多く考案され、インターネットや書籍で広く紹介されています。しかしながら、それらのメソッドを実践しても長続きせず、途中で挫折してしまう人が少なくありません。このことから、習慣化がいかに難しい課題であるかがわかります。

こうした中で、習慣化を支援するサービスへの注目が高まっています。WizWeは、習慣化サポーター(いわゆるメンター)付きの習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を通じて、多様な領域での習慣化をサポートしています。

事業の拡大のためには資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Smart Habit WizWe プラットフォーム ⼩野デジタルヘルス投資合同会社 小野薬品 株式会社 習慣 習慣化 行動変容 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

家具のサブスクリプションサービスを展開する「ソーシャルインテリア」(旧社名:subsclife)が22億円調達
2022年3月18日、株式会社ソーシャルインテリアは、総額約22億円の資金調達を実施したことを発表しました。 家具・家電のサブスクリプションサービス「サブスクライフ(subsclife)」、家具のオフ…
AI活用を得意とするDXのプロフェッショナル集団の「AMBL」が「テレビ朝日」と協業 eラーニング事業に進出
2022年7月5日、AMBL株式会社は、2022年3月1日のグループ企業との合併時に既存の教育事業を株式会社eduleapとして新設分割し、株式会社テレビ朝日からの増資を受けて本格的にeラーニング事業…
生産情報の集約と製造状況の可視化を実現する製造業向けSaaS「Proceedクラウド」を提供する「東京ファクトリー」が2.5億円調達
2022年9月21日、株式会社東京ファクトリーは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 東京ファクトリーは、製造業向けSaaS「Proceedクラウド」を提供しています。 工…
「早稲田大学ベンチャーズ」が極微量タンパク質の検出を可能とする技術を保有する研究開発型スタートアップ「BioPhenoMA」に2億円の創業投資を実行
2023年5月24日、早稲田大学ベンチャーズ株式会社(WUV)はWUV1号ファンドより、株式会社BioPhenoMAに約2億円の創業投資を行ったことを発表致します。 BioPhenoMAは、早稲田大学…
サブスクリプション・ビジネス効率化・収益最大化プラットフォーム「Scalebase」運営の「アルプ」が3.15億円調達
2020年3月23日、アルプ株式会社は、総額3億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業におけるサブスクリプション・ビジネスの効率化・収益最大化を支援するプラットフォーム「Scal…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集