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2024年7月19日令和6年度「飼料穀物備蓄・流通合理化事業のうち飼料流通合理化対策」2次公募
農林水産省は、令和6年度「飼料穀物備蓄・流通合理化事業のうち飼料流通合理化対策」の2次公募について発表しました。
持続可能な飼料輸送の実現に向けて、飼料輸送に携わるトラックドライバーの負担及び環境負荷の軽減を図るため、飼料輸送の効率化・標準化に資する実証又は県域を越えた国産粗飼料の広域流通体制構築の実証の取組を支援するものです。
事業概要
(1)飼料輸送効率化等支援事業
飼料輸送の効率化や標準化に資する実証等の取組
(2)粗飼料広域流通体制確立事業
県域を越えた新たな国産粗飼料の広域流通体制を構築する実証等の取組
公募期間
2024年7月17日(水)~2024年8月15日(木)17:00
近年、海外情勢の変化によって飼料の安定供給に課題が生じています。
2022年度の飼料自給率(全体)は26%と低い割合にあります。このうち、荒飼料自給率は78%、濃厚飼料自給率は13%となっています。
飼料は畜産において必要不可欠な資材です。したがって、飼料自給率を向上させたり、流通体制を構築したりするなど、安定供給に向けた取り組みが重要となっています。
農林水産省は、飼料自給率について、荒飼料においては草地の生産性向上、飼料生産組織の運営強化などを中心に、濃厚飼料においてはエコフィードや飼料由来の利用拡大により向上を図り、飼料全体で34%(令和12年度)にすることを目標としています。
こうした背景のもと、「飼料穀物備蓄・流通合理化事業のうち飼料流通合理化対策」では、飼料輸送の効率化の取り組みや、国産荒飼料の広域流通体制を構築する取り組みを支援しています。
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