注目のスタートアップ

エンプロイーサクセスプラットフォーム「PeopleWork」などを手がける「PeopleX」が16億円超調達

company

2024年6月3日、株式会社PeopleXは、総額16億円超の資金調達を実施したことを発表しました。

PeopleXは、エンプロイーサクセスプラットフォーム「PeopleWork」の開発・運営、人事向け総合型HRコンサルティングサービスの提供、社員のエンゲージメント向上に特化したギフトの制作・提供を行っています。

「PeopleWork」は、社員のスキルアップやエンゲージメントを促進する総合型HRソリューションです。

社員が業務を行う上で能力を最大限発揮するために必要な人事インフラ環境を提供しています。

具体的には、社員同士の学び合い(ピアラーニング)を促進する機能、新入社員のオンボーディング最適化による即戦力化を実現する機能、ハイブリッドワークに対応した社員交流機能、定量的なキャリア支援・マネジメント機能、データ活用による人的資本経営を実現する機能を提供しています。

今後、コンパウンドスタートアップとして、エンプロイーサクセス実現の障壁となっている課題解決のため、2028年までに20個以上の新規アプリケーションの開発・提供を計画しています。


エンプロイーサクセスとは、従業員の成功やキャリアアップを実現するための仕組みやその考え方のことです。

この「成功」には単なる報酬や出世以外にも、自己実現、達成感、成長を実感することなども含まれます。自分が望む働き方やなりたい自分を実現することができれば、従業員は「成功」を実感することになるでしょう。

このエンプロイーサクセスに取り組むことで、従業員のモチベーションを向上させることできます。また、働き方改革にもつながる取り組みであるほか、価値観が多様化する社会への対応、他社との差別化による人材確保にもつながるでしょう。

PeopleXは、エンプロイーサクセスプラットフォーム「PeopleX」などの提供を通じ、従業員と企業の理想的な関係構築を支援し、労働市場が直面する課題解決を目指しています。

株式会社PeopleXのコメント

このニュースを受けまして、株式会社PeopleXよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

主に「社員の即戦力化」「スキルアップ」「エンゲージメントの向上」という3つの課題を解決するエンプロイーサクセスプラットフォーム「PeopleWork」の開発資金に充てる予定です。

・今後の展望を教えてください。

今後は2028年までに20以上のSaaSアプリケーションを展開予定で、生成AI等の最先端テクノロジーを活用した新しいHRプラットフォームを実装していきたいと考えております。

・読者へのメッセージをお願いします。

社員に投資してエンゲージメントを高めたいやスキルアップしていきたいという場合には、PeopleXに是非ご相談ください

事業の拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法などを紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB HR PeopleWork PeopleX エンゲージメント エンプロイーサクセス オンボーディング キャリア支援 コンサルティング スキルアップ ピアラーニング 人事 人的資本経営 最適化 株式会社 社員 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ものづくりブランドをM&Aで譲り受け成長支援を行う「forest」が9億円調達
2021年11月25日、forest株式会社は、総額約9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ECで展開される日本のものづくりブランドをM&Aを通じて譲り受け、ビジネス・テクノロジーの両軸から…
組込みに特化したディープラーニング・フレームワーク「KIABER」など提供の「ディープインサイト」が資金調達
2020年7月29日、ディープインサイト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 エッジ端末側AI処理技術を活用したソリューション事業を展開しています。 具体的には、 ・画像認識のエッジAI…
家具のサブスクリプションサービスを展開する「ソーシャルインテリア」(旧社名:subsclife)が22億円調達
2022年3月18日、株式会社ソーシャルインテリアは、総額約22億円の資金調達を実施したことを発表しました。 家具・家電のサブスクリプションサービス「サブスクライフ(subsclife)」、家具のオフ…
事業用EVに特化した充放電システムを開発する「Yanekara」が1.6億円調達
2022年11月24日、株式会社Yanekaraは、総額1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Yanekaraは、Yanekaraの提供するすべてのプロダクトを管理・制御する群制…
バーチャルライブアプリ「StarLi」を提供する「Virtualize」が7,000万円調達
2023年1月6日、株式会社Virtualizeは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Virtualizeは、バーチャルライブアプリ「StarLi」を提供しています。 スマ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集