創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年4月23日「貿易プラットフォーム活用補助金(貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金)」

一般財団法人日本貿易関係手続簡易化協会は、「貿易プラットフォーム活用補助金(貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金)」について発表しました。
貿易プラットフォーム(貿易PF)の利用拡大による貿易円滑化と貿易コストの削減を目指し、貿易PFと利用企業の社内システムとの連携構築に係る費用の一部、貿易PF間の連携構築に係る費用の一部、及び貿易PFを活用した貿易手続のデジタル化実証に係る費用の一部を補助することで、事業者が効率的に貿易手続を行い得る環境整備を行うことを目的とするものです。
補助対象となる事業
(1)【類型1】
国内外の貿易PFサービスを利用しようとする日本国の法人が、当該貿易PFと自社のシステムの接続を図るもの。
(2)【類型2】
日本国の法人が、国内外の貿易PFサービスを利用し、貿易手続デジタル化・貿易コスト削減の効果を検証するもの。
(3)【類型3】
貿易PFサービスを提供する日本国の法人が、国内外の貿易PFと接続することで、貿易PFの利便性向上を図るもの。
補助対象となる事業者
【類型1】国内外の貿易PFサービスを利用しようとする日本国の法人
【類型2】国内外の貿易PFサービスを利用しようとする日本国の法人
【類型3】貿易PFサービスを提供する日本国の法人
補助率、補助上限額
大企業:1/2
中小企業:2/3
【類型1】補助上限額5,000万円
【類型2】補助上限額1,500万円
【類型3】補助上限額5,000万円
公募期間
第1次公募:2024年4月15日(月)~2024年5月24日(金)12時必着
第2次公募:2024年7月~8月【予定】
貿易には、荷主、海運・空運会社、税関、銀行、保険会社などさまざまな関係者が存在します。
さらに関係者の間での情報伝達は、書類・エクセル・電話・メールなどの複数のアナログな手段が利用されています。
貿易業務はこのようにアナログで煩雑な業務であり、さまざまなシーンで非効率が発生しています。とくに物流や相手先との交渉・契約については非効率的であり、企業において貿易を推し進める際の大きな障壁となっています。
したがって、近年は貿易の効率化を実現するため、デジタル化を図る貿易プラットフォームの構築とその利活用が進められています。
そして貿易プラットフォームは利用者が増加するほど利便性が高まることから、普及に向けた取り組みが重要です。
「貿易プラットフォーム活用補助金(貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金)」は、貿易プラットフォーム利用企業のシステム連携や、貿易プラットフォーム間の連携構築、貿易プラットフォームを活用した貿易手続きのデジタル化実証を支援するものです。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 助成金 補助金 貿易 貿易PF 貿易プラットフォーム活用補助金(貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金) 連携 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「小規模事業者持続化補助金(ビジネスコミュニティ型)」(暫定版)のご案内です。 小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革、被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイスの導入等…
「小規模事業者持続化補助金」第16回公募のご案内です。 小規模事業者自らが作成した持続的な経営に向けた経営計画に基づく、地道な販路開拓等の取組(例:新たな市場への参入に向けた売り方の工夫や新たな顧客層…
国土交通省「中小物流事業者の労働生産性向上事業(物流施設におけるDX推進実証事業)」のご案内です。 中小物流事業者における業務効率化や働き方改革のための自動化・機械化・デジタル化の取組を支援します。 …
2020年12月14日、弥生株式会社は、提供する「弥生会計」などとSansan株式会社が提供する「Bill One」が連携することを発表しました。 弥生は、クラウド会計ソフト「弥生会計」や、「やよいの…
農林水産省は、令和7年度「飼料穀物備蓄対策」の公募について発表しました。 畜産農家への配合飼料の安定供給を図るため、飼料製造業者等が不測の事態に備えて策定する事業継続計画に基づく飼料穀物の備蓄、不測の…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…