創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年3月11日都市型八百屋「旬八青果店」を運営する「アグリゲート」が「オイシックス・ラ・大地」から資金調達
2024年3月8日、株式会社アグリゲートは、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、オイシックス・ラ・大地株式会社です。また、アグリゲートは、3月からオイシックス・ラ・大地株式会社の連結子会社となります。
アグリゲートは、青果を中心とした食品小売店(八百屋)「旬八青果店」を運営しています。
販売を起点に、得た情報をもとにして食の流通を川上から川下までデザインしています。
生産から販売を一気通貫で実現するビジネスモデル「SPF(Specialty store retailer of private label food)」の実現を目指しています。
今回の資金は、「旬八青果店」の出店の加速、採用・教育のさらなる強化に充当します。
青果流通の特徴は、卸売市場を中心とした流通システムを構築している点にあります。
この卸売市場を中心とした青果流通の構造は、まず生産された野菜や果物は集荷業者・農協などに集められ仕分けされ、その後卸売市場・仲卸で取引が行われ、小売店・飲食店などに届けられるというものになっています。
卸売市場は、集荷・分荷機能、価格形成機能、代金決済機能、情報受発信機能といった複数の重要な機能を担っているものの、一方で市場での青果の滞留、付加価値をつけにくく生産者に還元することが困難であること、アナログな情報伝達手法(FAX・電話・伝票)が一般的であり業務負担が高いことといった複数の課題を抱えています。
アグリゲートはこうした青果流通の構造的課題を解決するため、産地から自ら仕入れ、テクノロジーを駆使して流通を最適化することでコストを削減し、適正価格で新鮮な青果を販売するという都市型八百屋「旬八青果店」を運営しています。
事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB SPF アグリゲート 一気通貫 八百屋 小売 小売店 情報 旬八青果店 株式会社 流通 生産 販売 資金調達 農産物 都市 都市型 青果 青果小売店 食品 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年6月2日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、台北市に本社を置く、国際的なODM設計・製造メーカーWistron Corporati…
2020年6月16日、株式会社Unlimitedは、約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社Brave groupに社名変更を行い、CI(コーポレートロゴ、ミッション、ビジョン…
2022年8月30日、株式会社トレードワルツは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 トレードワルツは、NTTデータ、三菱商事など、日系大手企業7社が共同出資し2020年4月に設立された…
2022年9月28日、freecracy株式会社は、株式会社NKC ASIAと、資本業務提携契約を締結することを発表しました。 freecracyは、ベトナム人を中心とした50万人のエンジニアデータベ…
2023年1月18日、ニトエル株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年12月1日から「Nitoel」の正式提供を開始していることも併せて発表しています。 「Ni…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…