「令和6年度における家畜衛生対策事業(牛疾病検査円滑化推進対策事業及び家畜生産農場衛生対策事業(疾病清浄化支援対策、農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策に限る。))」補助金

subsidy

農林水産省は、「令和6年度における家畜衛生対策事業(牛疾病検査円滑化推進対策事業及び家畜生産農場衛生対策事業(疾病清浄化支援対策、農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策に限る。))」の実施に係る公募について発表しました。

令和6年度における家畜衛生対策事業(牛疾病検査円滑化推進対策事業及び家畜生産農場衛生対策事業(疾病清浄化支援対策、農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策に限る。))の実施について、事業実施候補者を公募します。

事業趣旨

(1)牛疾病検査円滑化推進対策事業
BSE対策の有効性を監視するとともに、消費者や生産者の信頼を確保するため、死亡牛のBSE検査を円滑に進めます。

(2)家畜生産農場衛生対策事業
生産農場における飼養衛生管理の向上や家畜の伝染性疾病の清浄化・発生予防に向け、農場指導、検査、ワクチン接種や淘汰等の取り組みを推進します。

事業概要

(1)牛疾病検査円滑化推進対策事業
死亡牛のBSE検査を円滑かつ的確に実施するため、BSE検査・同検査の採材等に対して助成を行います。

(2)家畜生産農場衛生対策事業(疾病清浄化支援対策、農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策に限る。)
「疾病清浄化支援対策」
牛のヨーネ病、牛伝染性リンパ腫(牛の血液の病気)、牛ウイルス性下痢に対し、感染拡大の防止・清浄化を推進するため、移動予定牛や発生農場等の検査・リスク牛の淘汰を支援します。

また、地域で生産性を阻害する疾病・越境性疾病等に対して、衛生管理の点検と見直しや専門獣医師によるコンサルティング等によって生産性を向上させる取り組み、専門家によるネズミ・ハエ等の害虫の駆除対策に係る取り組みを支援します。

「農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策」
飼養衛生管理の向上のため、自主的に民間獣医師等の衛生指導を受ける取り組み、吸血昆虫が媒介するアカバネ病予防のための組織的ワクチン接種を支援します。

公募期間

2024年2月21日(水)~2024年3月5日(火)


畜産業は生物を扱う領域であるため、病気と無縁ではいられません。

もし飼育している家畜が病気にかかってしまうと、それを治療するためにコストがかかるほか、商品としての質が低下したり、最悪の場合は処分をしなくてはなかったりします。

さらには伝染病の場合は他の家畜に伝染し、最悪の場合は自農場だけでなく地域全体に大きな損害を与えてしまうこともあるというリスクがあるため、なるべく伝染病の発生を抑えることが重要です。

感染症発生を抑制するには、畜舎などを衛生的に保ったり、移送など外部と関わる際の検査などを徹底したりすることが重要です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ BSE ワクチン 伝染病 家畜 家畜衛生対策事業 淘汰 牛疾病検査円滑化推進対策事業及び家畜生産農場衛生対策事業 畜産 疾病清浄化支援対策 衛生 農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策
詳細はこちら

令和6年度における家畜衛生対策事業(牛疾病検査円滑化推進対策事業及び家畜生産農場衛生対策事業(疾病清浄化支援対策、農場飼養衛生管理強化・疾病流行防止支援対策に限る。))の実施に係る公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「畜産生産力・生産体制強化対策事業」補助金
農林水産省は、2024年度「畜産生産力・生産体制強化対策事業」の公募について発表しました。 生涯生産性の向上や多様性を確保した家畜の系統・品種の活用促進等の取組、繁殖基盤の強化に資する繁殖肥育一貫経営…
経口のがん治療ワクチンなどを開発する「イムノロック」が4,550万円調達
2024年4月26日、株式会社イムノロックは、4,550万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社です。 イムノロックは、神戸大学発のベンチャー企業と…
小規模分散型水循環システムを開発する「WOTA」 「共立ホールディングス」からの出資が決定
2022年9月7日、WOTA株式会社は、日本カルミック株式会社などを傘下に持つ共立ホールディングス株式会社から出資を受けることが決定したと発表しました。 WOTAは、持ち運べる水再生プラント「WOTA…
個別化医療の実現を目指す「NPT」が化学メーカーの「日本ゼオン」と資本業務提携
2022年10月20日、株式会社NPTは、日本ゼオン株式会社と、資本業務提携について基本合意したことを発表しました。 NPTは、個別化医療の実現のため、独自の再生医療技術を活かした細胞製剤や遺伝子治療…
「コーンテック」がAIカメラを活用した養豚の体重・体格・肉質計測に関する実証実験を開始
2021年6月7日、株式会社コーンテックは、東日本電信電話株式会社神奈川事業部、有限会社臼井農産と、AIカメラを活用した養豚の体重・体格・肉質測定の実証実験の取り組みを開始することを発表しました。 コ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集