創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年11月1日コンピュータービジョン技術を活用したサービスを提供する「TIGEREYE」が3億円調達
2023年10月31日、株式会社TIGEREYEは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。
TIGEREYEは、クラウドコンピュータービジョン技術(セキュリティテック)を活用し、生体認証基盤、人物属性・物体認知・行動追跡・予測などのサービスを提供し、スマートシティ構想の実現を支援しています。
今回の資金調達により、以下の事業・取り組みに注力します。
・リアルタイムにクラウドで、ブラウザで利用できるコンピュータービジョン技術(セキュリティテック)「TIGEREYE COMPUTER VISION FRAMEWORK」
・セキュリティレベルに合わせてセキュリティ強度を変更できる認証機能「TIGEREYE AUTH SCORING」
・顔認証AIプロダクト「顔パスファミリー」の販売促進
・広報・プロモーション
・優秀な人材の確保
コンピュータービジョンとは、システムが画像や動画などの視覚データを認識できるようにする技術です。近年のAI技術の発展に伴い、より正確で高度なコンピュータービジョンが実現されています。
コンピュータービジョンは非常に広範な領域で活用可能な技術です。
製造業では工場の異物検査の自動化や不良品検査、医療では医用画像の分析支援や患部の特定、セキュリティ分野では顔認証システム、自動車では自動走行に必要な周囲の判断などが例として挙げられます。
TIGEREYEは、顔認証を中心としたクラウドコンピュータービジョン技術により、スマートシティ化に貢献することを目指しています。
スマートシティ構想とは、安心・安全で持続可能な都市を実現するため、IoT・AI・ロボットなどのテクノロジーを活用する都市づくり・街づくりのことです。
スマートシティは、高齢化の進展や、東京一極集中による地方の衰退、近年多発する大規模な自然災害などの社会課題を解決するものとして重要であり、現在国・自治体・企業などが協力して構想を進めています。
スマートシティ構想においてコンピュータービジョンは、生体認証、防犯、人流分析、災害対策などにおいて活用されます。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB TIGEREYE カメラ クラウド コンピュータービジョン セキュリティ セキュリティテック 技術 株式会社 生体認証 画像 認証 資金調達 顔認証 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年9月1日、日本ハイドロパウテック株式会社は、総額約5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本ハイドロパウテックは、独自の加水分解技術を保有しています。この技術は、従来の…
2022年8月31日、株式会社THIRDは、総額26億円の資金調達を実施したことを発表しました。 THIRDは、AI建物管理クラウドシステム「管理ロイド」を提供しています。 建物管理の計画、検針・点検…
2022年8月3日、株式会社Laboro.AIは、株式会社博報堂と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Laboro.AIは、オーダーメイドによるAI・人工知能ソリューション「カスタムAI…
2023年6月1日、株式会社UPSIDERは、法人カード「UPSIDER」が電子帳簿保存法(電帳法)に対応したことを発表しました。 UPSIDERは、成長企業向けの法人カードサービス「UPSIDER」…
2023年10月6日、株式会社hokanは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 hokanは、クラウド型保険代理店システム「hokan」を提供しています。 見込みから保全までの情報…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…