創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年10月20日レビューツールを運営する「Brushup」が資金調達
2023年10月19日、株式会社Brushupは、事業拡大に伴う運転資金として、国内大手銀行(りそな銀行、山陰合同銀行、京都銀行、日本政策金融公庫)から累計4億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Brushupは、レビューツール「Brushup」を運営しています。
静止画、動画、ドキュメント、Web、2Dアニメーションなど、あるゆる形式の制作物に対し、オンライン上で手描きや場所を示してコメントを挿入できるサービスです、
今回の資金調達により、既存事業の成長、「レビュー」するという文化づくりを加速させるための新たなプロダクトの投入を図ります。
ミスの削減や修正の反映などを行い、高品質な制作物へと仕上げるには、他者によるレビュー(校正、赤入れ)が欠かせません。
レビュー作業は現場によってやり方も使うツールなどが異なります。
たとえば、出版業界では、原稿を本番のレイアウトや仮のレイアウトで紙に印刷し、誤字脱字や図やレイアウトに問題がないかをチェックします。
近年は、Webで公開される制作物も増えており、オンライン上で効率的にレビュー作業ができるツールのニーズが高まっています。
Word、Illustrator、PDFなどを扱うツールにも、コメント機能などが備わっており、それを利用することでチェックとフィードバックを行うことができますが、必要な機能が足りていなかったり、相手方もそのソフトウェアを持っていなくては利用できなかったり、ファイルを一々メールでやり取りしなくてはならなかったりといった不便を抱えています。
「Brushup」は、オンライン上でさまざまな制作物のレビューができるツールです。
ブラウザやアプリ上で制作物のレビューが可能であり、さらに共有されたメンバーは、ファイルをダウンロードすることなく、ブラウザやアプリ上でチェック・フィードバックができるため、効率的に作業を進めることができます。
事業の拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Brushup BtoB Web アニメーション クリエイティブ ツール ドキュメント レビュー レビューツール 制作 制作物 動画 校正 株式会社 資金調達 赤入れ |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年8月29日、株式会社PITTANは、資金調達を実施したことを発表しました。 PITTANは、分析化学の技術をベースに、 “理想の自分”の実現に不可欠なインナーケア活動サポート分析サービスを手…
2022年6月24日、株式会社GameWithは、アルテリア・ネットワークス株式会社、株式会社デジタルハーツホールディングスとの間で、それぞれ資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 GameW…
2022年4月20日、株式会社ログラスは、総額17億円の資金調達を実施しました。 ログラスは、次世代型経営管理クラウド「Loglass」を提供しています。 予算策定、予実管理、見込更新、管理会計のデー…
2022年11月1日、株式会社Killinzyは、総額2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Killinzyは、ゲーム制作サービス「キリンジー」を開発しています。 プログラミングスキ…
2021年1月4日、株式会社I'mbesideyouは、総額1億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンライン・コミュニケーションに特化したマルチ・モーダルAIを提供しています。 …
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…