「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」

一般社団法人都市ガス振興センターは、「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」の6次公募について発表しました。

災害発生時に分散避難者への支援を行う避難所等において、災害時の電力供給停止にも対応可能な停電対応型CGSおよび停電対応型GHPの導入を行う事業者に対し、補助事業に要する経費の一部を補助します。

交付要件

補助対象設備
・系統電力の停電時に、発電又は空調を開始・継続できる設備

補助率・補助金上限額

公募期間

2023年9月25日（月）から公募開始（予算額に達した時点で締切）

天然ガスステーションは、天然ガス自動車に天然ガスを供給するために重要な施設です。

天然ガス自動車は、その環境への優れた適応性と低騒音性から、タクシーやトラック、バスなどの商用車で採用されています。

このステーションは、地下に敷設されたガス導管を介してガスを供給しており、その構造は地震に対しても非常に強固という災害への強靱性をもっています。たとえば、阪神・淡路大震災や東日本大震災などの災害にも耐え抜いた実績があります。

このように、天然ガスステーションは災害時でも安定した供給が可能であり、非常時のエネルギー供給拠点として期待されています。

ただし、他の設備が災害によって損傷を受けると、供給に支障をきたすリスクがあるため、天然ガスステーション全体において強固な災害対策を構築することが重要です。

「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」は、天然ガスステーションなどにおいて災害時の強靱性を向上する設備の導入を支援するものです。

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