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2023年9月1日書店向け無人営業化ソリューション「MUJIN書店」を開発・提供する「Nebraska」が「トーハン」と資本業務提携
2023年8月31日、株式会社Nebraskaは、株式会社トーハンと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
Nebraskaはトーハンと協力し、2023年2月から無人営業課ソリューション「MUJIN書店」の実証実験を行っています。
「MUJIN書店」は、書店において、既存・新規店を問わず安価かつ短期間に店舗を無人化するソリューションです。日中は有人・夜間は無人といったハイブリッド営業にも対応しています。
入店認証にはLINE連携とQRコードを活用しています。会計は顧客自身が行うセルフ式で、キャッシュレス決済のみに対応しています。
有人・無人営業をハイブリッドに組み合わせた24時間営業モデルの実証実験を、トーハングループの山下書店世田谷店で行った結果、増収・増益効果のいずれにおいても全国書店の実勢値または昨年実績値を大きく上回るという成果を得ています。
トーハンは、書店・コンビニエンスストア等と出版社との間に立ち、書籍・雑誌、文具・雑貨等の全国的な流通を行なう取次事業を展開しています。
今回の提携により、両社は出版・書店業におけるDX/イノベーションをさらに深化、加速していきます。
小売業では、EC市場の拡大や消費者の価値観の変化により、モノが売れないという課題が深刻化しています。
こうした中、省人化と顧客体験の向上を目的とした無人店舗の構想が進められています。
無人店舗は人件費を大幅に削減できるほか、早朝・深夜などでも営業が可能であるため、機会損失を最小化することが可能です。
ところで、書店は主に書籍を販売する小売業ですが、書籍需要の低下によって、書店業界は大幅な縮小傾向にあります。
2003年時点では、全国に約2.1万店もの書店がありましたが、2022年には約1.1万店舗と、約20年の間にほぼ半減しています。
近年は、大型の書店についても閉業する例があり、書店業界では生き残りをかけた取り組みが重要となっています。
Nebraskaは、こうした書店の課題を解決するため、無人営業化ソリューションを開発しています。
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