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シニアのためのテーマパーク「シルバーニア」の開業を目指す「想ひ人」が資金調達

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2023年5月31日、株式会社想ひ人は、資金調達を実施したことを発表しました。

想ひ人は、シニアのためのテーマパーク「シルバーニア」の開業に向けて事業を展開しています。

この「シルバーニア」では、想ひ人は介護をする人・される人と、介護を支えるサービスをつなぐプラットフォームの実現を目指しています。

介護施設の紹介、病気・介護・相続など包括的な相談、介護をサポートする商品の体験・購入ができる体験型店舗と、オンラインのECサイト・メディアを含めた総合プラットフォームを構築します。

今回の資金は、「シルバーニア」プロジェクトの推進に充当します。

2023年秋に体験型店舗の開設を予定しており、それまでにオンラインの介護相談や、ケアプロダクトメーカー・サービサー・自治体・企業・団体とコラボしたイベントやコンサルティングを展開します。

具体的には、ケアラー・ケアワーカーをケアする「ケアラーフェス」や、介護のお金や施設選びを考えるイベントなどを実施します。


2007年、日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入し、それからも高齢者率が高まり続けています。

さらに、2025年にはもっとも人口の多い世代が75歳以上の後期高齢者となり、65〜74歳の前期高齢者を含めると、総人口の約30%が高齢者に達する見込みです。

こうした高齢者の増加に伴い、要介護者の数も増加しています。たとえば、介護保険制度における要介護または要支援の認定を受けた人は、2009年度には469.6万人だったものが、2019年には655.8万人へと増加しています。

こうした中、介護をする人であるケアラーも増加しており、被介護者に対する支援だけでなく、ケアラーを支援するサービスやプロダクトのニーズも高まっています。

想ひ人は、ケアラーをケアするための会社として、シニアのためのテーマパーク「シルバーニア」の開業を目指しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ シニア 介護 介護施設 体験型 株式会社 資金調達 高齢者
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