【東京都】令和5年度「富裕層向け夜間・早朝 観光コンテンツ開発支援助成金」

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公益財団法人東京観光財団は、令和5年度「富裕層向け夜間・早朝 観光コンテンツ開発支援助成金」について発表しました。

ユニークベニュー、食、文化・芸能、ショッピングなど東京の魅力ある観光資源を活かした富裕層向けの夜間・早朝観光コンテンツ開発に助成金を交付します。

「対象者」
民間事業者のうち、以下のすべての要件を満たす事業者
・法人格を有する事業者。ただし、宗教法人等は対象外
・東京都内で旅行者向けの事業を営む観光関連事業者で、次の1. 2. 3.のいずれかに該当する者
 1. 旅行業法(昭和27年法律第239号)第3条の規定に基づく登録を受け、都内において営業を行っている旅行業者
 2. 旅館業法(昭和23年法律第138号)第3条第1項の許可を受け、都内において営業を行っている宿泊事業者
 3. そのほか、都内において、旅行者向けのコンテンツ開発や提供、旅行商品の手配・販売等のサービスを行っている事業者
・富裕層向け観光コンテンツの開発の実績がある事業者
・訪都外国人向け(海外の旅行会社・ランドオペレーター等を含む)に旅行商品を販売した実績がある事業者(他の観光関連事業者を通じた間接的な販売でも可)

「対象事業」
海外富裕層向けの夜間・早朝観光コンテンツの開発及び情報発信。
開発するコンテンツは以下のすべての内容を含むこと。
・新たな体験やサービスを提供し、訪都外国人旅行者の誘致に資するもの
・都内における食、文化・芸能体験、自然、スポーツ・エンターテイメント、ユニークベニュー、ショッピングなどのテーマに沿った、富裕層が価値を感じる質の高いコンテンツであること
・夜間・早朝の時間帯に実施するもの

「助成金」
上限1,000万円。
助成対象経費の3分の2以内(千円未満は切捨て)

「受付期間」
2023年4月6日(木)から2023年6月7日(水)


観光業はコロナ禍によって大きなダメージを受けてしまいましたが、2022年10月11日から外国人の個人旅行が解禁され、訪日観光客が戻ってくることが期待されています。

すでに2022年12月時点で、コロナ前の2019年12月の半数以上に回復しており、今後のさらなる回復が予測されます。

こうした中、新たな観光コンテンツをつくり、訪日観光客や国内観光客を獲得する取り組みが重要となっています。

とくに富裕層は特別な観光体験を望んでおり、もし特別な観光コンテンツをつくることができれば、売上の大幅な向上も実現できるかもしれません。

「富裕層向け夜間・早朝 観光コンテンツ開発支援助成金」は、海外富裕層向けの夜間・早朝観光コンテンツの開発とその情報発信を支援する助成金です。

夜間・早朝の時間帯を活かした観光コンテンツについては、観光庁によるモデル事業が実施され、富裕層向けの高単価コンテンツとして一定の成果があがっています。

このモデル事業では、棚田におけるライトアップと山花火、山伏修行の聖地への宿泊体験、文化財での飲食イベントなどの観光コンテンツが展開されました。

多種多様な文化資源・観光資源を活用した観光コンテンツの開発が期待されています。

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