創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月9日パートナー型飲食店舗開発サービスなどを展開する「favy」が3億円調達

2023年3月8日、株式会社favyは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。
favyは、RaaS(レストラン・アズ・ア・サービス)事業や、店舗向けサブスクリプションプラットフォーム「favyサブスク」、サブスク店舗向けモバイルオーダーシステム「favyモバイルオーダー」を展開しています。
RaaSは、飲食店経営をサービス型で実施できるパートナー型飲食店舗開発サービスです。
飲食店区画・物件を持つ大手企業向けに、飲食店舗DXに必要な、企画、デザイン設計、施工、テナントのリーシング、システム提供、運営などをワンストップで提供しています。
また、2018年から、ひとつの飲食店に複数のシェフが同時に出店できる形態のレストランである「シェア型レストラン」を手がけています。
2021年には、鹿児島・仙台・大分・宮崎にある倒産した横町形式の飲食区画をシェア型レストランとして再生・価値向上の支援を行っています。
2023年現在、首都圏エリアや関西エリアの複数の商業施設で飲食区画の開発に着手しており、レストラン形式や横丁形式のシェア型レストランをオープンする予定です。
今回の資金は、システム開発や、人材採用などに充当する予定です。
外食産業の市場規模は、2012年頃から拡大傾向にあり、一時は30兆円規模へと成長するのではないかと目されていました。
しかしコロナ禍によって状況は一変し、2021年の外食産業の市場規模は約18.2兆円と大きく落ち込みました。
コロナ禍が収束し外食需要が戻ってくることも予測されていますが、コロナ禍を経て経営が苦しくなり、人手不足に悩む飲食店では、以前のような対応ができない可能性もあります。
こうした中、favyは、大手企業が保有する飲食店区画・物件の課題解決に特化したコンサルティングや、ひとつの飲食店で複数人のシェフが一度に楽しめるシェア型レストランを展開し、飲食店業界に新たな価値を提案しています。
ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | favy favyサブスク favyモバイルオーダー RaaS サブスク サブスクリプション シェア型レストラン パートナー モバイルオーダー レストラン ワンストップ 店舗 株式会社 資金調達 飲食 飲食店 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年10月28日、オシロ株式会社は、凸版印刷株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 オシロは、コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を提供しています。 サブス…
2022年11月8日、Sasuke Financial Lab株式会社は、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また直近では、2022年9月6日に総額11億2,000万円の資…
2022年6月20日、株式会社寿美家和久は、資金調達を実施したことを発表しました。 寿美家和久は、明治10年創業の料亭「仕出し割烹しげよし」の運営や、「仕出し割烹しげよし」フランチャイズ事業、料理宅配…
2024年7月16日、株式会社シマントは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 シマントは、各業界の物流キープレイヤーと連携し、物流効率化を実現するシステムを開発しています。このシステ…
2021年10月4日、つづくみらいエナジー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 静岡県の再生可能エネルギーの地産地消を通じ、静岡県の地方創生を目指す新電力会社です。 静岡産再エネ電力が使…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…