注目のスタートアップ

外国人向け求人掲載メディアを運営する「YOLO JAPAN」と既存物件のサブリース事業を展開する「JPMC」が資本業務提携

company

2023年3月7日、株式会社JPMCは、株式会社YOLO JAPANと、資本業務提携を締結したことを発表しました。

YOLO JAPANは、在留・在日外国人向けライフサポートメディア「YOLO JAPAN.COM」や、外国人のための不動産サイト「YOLO HOME」、格安SIMカード「YOLO SIMカード」、外国人向け経口避妊薬のオンライン診療サービス「YOLO PILL ONLINE」、多言語型問診票作成サービス「YOLO 問診票」など、在留外国人の生活を支援する各種サービスを展開しています。

JPMCは、全国の不動産会社、建築業者、介護事業者を含む約1,400社のパートナー制度を基盤として、既存物件のサブリース事業を展開しています。

今回の提携により、YOLO JAPANが有するプラットフォームを通じて、外国人就労者の住宅を取り巻く課題解決を目指します。

具体的には、JPMCが全国で管理受託中の物件への外国人の入居の促進、グループ会社の株式会社JPMCファイナンスを通じた保証審査の提供と多言語に対応したサービス提供体制の確立、株式会社JPMCエージェンシーを通じた初期費用の弾力性をもった契約プランと家具家電付きの物件の提供などを行います。


日本は少子高齢化に伴う人手不足が深刻となっています。

そのためさまざまな業界において、人手不足解決のひとつの方法として、外国人労働者の受け入れが重要となっています。

一方、外国人が日本で働き、生活するにはいくつものがハードルが残されています。

そのうちのひとつに住宅の問題が挙げられます。

住宅は生活する上で必要不可欠なものです。

外国人労働者の多くは賃貸物件を契約することになるのですが、日本の不動産の賃貸契約は、書面による契約、保証人が必要となる、独自の礼金システム、手続きの言語面の課題、オーナーの理解不足・受け入れ拒否といったことが大きなハードルとなっています。

YOLO JAPANは、外国人の就労と日本での生活を支援するため、包括的なサービスを提供しています。

今回、サブリース事業のパイオニアであるJPMCと提携することで、外国人労働者に対し、より多様な物件を、より快適に提供できるようになると考えられます。

起業においても不動産・オフィスの契約は重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、賃貸オフィスにおける契約のポイントや、おすすめのオフィス形態について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ JPMC YOLO JAPAN YOLO LIFE YOLO WORK サブリース メディア 不動産 人材 住宅 外国人 従業員 採用 株式会社 求人 物件 賃貸 資金調達
広報手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

デジタル・マーケティングの「FLUX」が2億円調達
2019年11月8日、株式会社FLUXは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ウェブ・メディアの広告収入ポテンシャルを最大化する「FLUX Header Bidding Solutio…
細管内の走行・撮影が可能なミミズ型ロボットを開発する「ソラリス」が4.1億円調達 ミミズ型ロボット量産へ
2022年5月25日、株式会社ソラリスは、総額4億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ソラリスは、細管内の走行・撮影が可能なミミズ型ロボットを開発しています。 独自開発の人工筋肉に…
プラスチックの革新的なリサイクルソリューションを提供する「esa」が2.6億円調達
2022年9月28日、株式会社esaは、総額2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、京都大学の認定ファンド運営事業者の、みやこキャピタル株式会社が運営するファンドです。 …
泡盛粕から美味しい食用藻「うま藻」をつくる「AlgaleX」が2.5億円調達
2023年10月25日、株式会社AlgaleXは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AlgaleXは、泡盛の粕から美味しい藻「うま藻」をつくるサステナブルフードテック企…
尿を送るだけで栄養状態がわかるパーソナル栄養検査「VitaNote」など展開の「ユカシカド」が15億円調達
2021年1月1日、株式会社ユカシカドは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 尿を送るだけで栄養状態がわかるパーソナル栄養検査「VitaNote」・「VitaNote Quick」…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集