創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月14日慢性骨髄性白血病における最適な薬・投薬量を測定できる「診断薬Pickles」を提供する「HILO」が資金調達

2022年10月13日、HILO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
また、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構による2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援(STS)」第2回公募において採択されたことも発表しています。
HILOは、慢性骨髄性白血病(CML)において、分子標的薬(TKI)の効き目や最適な投与量を患者ごとに測定できる「光診断薬Pickles」を提供する、北海道大学発のスタートアップです。
分子標的薬は複数種類(国内では現在6種類が保険適用)あるのですが、効果がある薬は実際に投与を開始し、経過観察しないと判明しないことが課題となっています。
「光診断薬Pickles」は、治療開始前に効果がある分子標的薬を判断できるため、副作用といった肉体的な負担と、高価な薬代を削減できるという経済的な負担の軽減を実現します。
—
「光診断薬Pickles」は、蛍光バイオイメージング技術を応用した薬効診断法です。
蛍光バイオイメージング技術とは、細胞などに蛍光色素を導入することで、細胞を可視化し、生きたままリアルタイムで観察するための技術です。
このような細胞など生体の可視化技術はバイオイメージング技術と呼ばれており、生命科学研究などにおいて欠かせない技術のひとつです。
北海道大学大学院医学研究院・大場雄介教授は、この蛍光バイオイメージング技術を応用し、個々の細胞における薬剤反応性を可視化する技術を確立しました。
「光診断薬Pickles」はこの成果を活用したものであり、現在は慢性骨髄性白血病を対象としていますが、原理的には多くのがんに応用できるようです。
慢性骨髄性白血病とは、白血病(血液のがん)のうちもっとも患者数の多い疾患です。
かつて白血病は不治の病というイメージが強くありましたが、現在は化学療法の進展によって根治を見込めるがんへと変化しつつあります。
研究開発型のビジネスでは資金調達が非常に重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年1月11日、タッチスポット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 タッチスポットは、商談DXプラットフォーム「CEOclone」を開発・提供しています。 「CEOclone」は、…
2023年7月20日、gooddaysホールディングス株式会社は、スカイファーム株式会社が実施する第三者割当増資全ての引受けにより、持分法適用関連会社化することを決議したことを発表しました。 スカイフ…
2023年12月7日、株式会社SHEMMは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SHEMMは、環境に配慮されたアパレルブランド「SHEMM(シェム)」を運営しています。 オリ…
2020年10月14日、fuku株式会社は、総額4,5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Sophiscope(ソフィスコープ)」のオープンβ版の先行利用の応募受付を開始したこ…
2019年7月8日、ノイン株式会社は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 化粧品ECプラットフォーム「NOIN」を運営しています。 メイクアップ術や、メイクの悩みを解決するオリジナル…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…


