注目のスタートアップ

恋愛に特化したメタバース「Memoria」を開発する「Flamers」が1億円調達

company

2022年10月11日、株式会社Flamersは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Flamersは、恋愛特化メタバース「Memoria」の開発や、長期インターンの求人サービス「Voil」の運営を行っています。

「Memoria」は、VR空間内で恋人を探したり、恋人とデートができるVRアプリケーションです。

VR空間内では、部屋での会話、遊園地、ドライブ、海水浴などのデートを楽しむことができます。

アバターを介して相手の外見がわからない状態でコミュニケーションを重ねることができる環境を提供することで、相手の内面を先に知ってから恋愛をするという文化をつくることを目指しています。

今回の資金は、「Memoria」のエンジニアチームの拡充などに充当します。

2021年10月28日、Facebookは、メタバース事業に注力する姿勢を示し、社名をMeta(メタ)に変更しました。

この出来事をきっかけにメタバースは世界中で一気にバズワードとなりました。

メタバース(Metaverse)とは、大雑把にいえばインターネット上に構築された仮想空間(≒VR空間)のことを指します。通常の仮想空間よりも大規模で自由度が高いことを特徴としています。

メタバース上では、距離的に離れていたとしても現実空間と同じような体験を提供することが可能です。そのため、音楽ライブなどのエンターテインメントや、ビジネスにおける商談会、日常的なコミュニケーション、複数人で体験できるゲームなどで活用されています。

スマートフォンの普及により、人びとはテキストチャット・通話・ビデオ通話などにより離れた人とコミュニケーションを取ることが容易になっています。

しかしこれらのコミュニケーションは、現実世界で実際に会うことよりもコミュニケーションの範囲が狭いという課題があります。

メタバースや仮想空間はこの課題を解決できる可能性があり、将来的には日常生活としても欠かせないものになるのではないかという予測もあります。

Flamersは、メタバース・仮想空間の性質を活用し、互いに離れていながらも、一緒に何かを体験したりすることで、関係を深めていける恋愛メタバース「Memoria」を開発しています。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Flamers Memoria VR アプリケーション コミュニケーション デート メタバース 恋人 恋愛 株式会社 空間 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

太陽光発電開発事業などを展開する「エコスタイル」が「みずほリース」と資本業務提携
2023年3月1日、株式会社エコスタイルは、みずほリース株式会社と、資本業務提携に関する契約を締結したことを発表しました。 エコスタイルは、太陽光発電所用地の収集・開発から、EPC(設計・調達・建設)…
音声プラットフォーム運営の「Voicy」が27.3億円調達
2022年7月13日、株式会社Voicyは、総額27億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Voicyは、音声プラットフォーム「Voicy」を運営しています。 審査を通過したパーソナ…
SNSの店舗アカウントを一元管理できるクラウドサービス「Canly」運営の「Leretto」が資金調達
2020年7月27日、株式会社Lerettoは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Canly(カンリー)」の提供を開始したことをも併せて発表しました。 「Canly」は、Googleマイ…
「もりおかSDGsファンド」が日詰平井邸に残された醸造所の復活を目指す「平六醸造」に出資
2023年6月16日、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、FVC Tohoku株式会社が盛岡信用金庫等と共同で設立したもりおかSDGs投資事業有限責任組合(もりおかSDGsファンド)より、株式…
フュージョンエネルギープラント関連装置・システムの研究開発を行う「京都フュージョニアリング」が10.7億円調達
2024年7月23日、京都フュージョニアリング株式会社は、総額10億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は148.1億円となりました。 京都フュージョ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集